2026年7月、山梨県内に住む16歳未満の少年に対し、わいせつ目的で面会を求めたとして、新潟市立味方小学校の講師・横森うるみ元職員(24)が逮捕された。
横森元講師は別の少年に対する同様の容疑でも再逮捕され、甲府区検察庁が面会要求罪で略式起訴。甲府簡易裁判所から罰金40万円の略式命令を受けた。
さらに2026年8月31日、新潟市教育委員会は横森元講師を免職処分としたことを発表した。
高校時代は山梨県立韮崎高校女子バスケットボール部で全国大会を経験した元選手として知られ、卒業後は教育の道へ進んでいたことから、事件は大きな衝撃を与えている。
この記事では、横森うるみ元講師が何をしたのか、少年へ送ったLINEの内容、逮捕から罰金、免職までの時系列、プロフィールについて整理する。
横森うるみ元講師は何をした?
横森うるみ元講師は2026年4月、山梨県内に住む16歳未満の少年2人にLINEでメッセージを送り、わいせつ目的で直接会うことを求めたとされている。
報じられたメッセージには、次のような内容があった。
- 「ゴールデンウィーク会うでしょ?」
- 「早くデートがしたい」
新潟市教育委員会の発表によると、横森元講師は少年2人が16歳未満であることを知りながら、誘惑して、わいせつ目的で面会を要求した。
実際に少年と会ったことや、身体的な接触があったことは、公開されている情報では確認されていない。
しかし、刑法では16歳未満の相手と実際に会わなかった場合でも、わいせつ目的で誘惑して面会を求める行為が処罰の対象となる。
横森うるみ容疑者について

プロフィール
横森うるみ(よこもり うるみ)
- 生年月日:2001年~2002年ごろ
- 年齢:24歳
- 出身地:山梨県
- 住所:新潟市中央区
- 職業:公立学校の臨時的任用職員
- 所属:2026年8月31日付で免職
- 出身高校:山梨県立韮崎高等学校
- 競技歴:女子バスケットボール
経歴
横森容疑者は山梨県立韮崎高校女子バスケットボール部でプレーした。
韮崎高校女子バスケットボール部は山梨県を代表する強豪校として知られ、「竭盡(けつじん)」を部訓に掲げ、全国大会常連校として実績を残している。
身長は161cm前後で、フォワードやパワーフォワードとしてプレー。
背番号16番や17番で登録され、チームのローテーションメンバーとして活躍した。
2018年には全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)へ出場。山梨県予選を勝ち抜き、全国大会の舞台を経験している。
大会プロフィールでは「#17石川の3Pが良く入るから」とコメントを残し、憧れの選手には永井唯菜選手を挙げるなど、積極的なプレースタイルで知られていた。
高校卒業後は競技者ではなく教育の道を選択。
山梨県内の学校で勤務した後、2026年春ごろから新潟市立味方小学校で臨時的任用職員として勤務していた。
勤務先は新潟市立味方小学校
逮捕当初、横森元講師の勤務先は「新潟県内の公立学校」「新潟市内の公立学校」とだけ報じられていた。
その後、新潟市教育委員会が2026年8月31日に公表した資料によって、勤務先が新潟市立味方小学校だったことが判明した。
横森元講師は正規採用の教諭ではなく、臨時的任用職員として同校に勤務していた。
2026年3月までは山梨県内の学校で勤務し、同年春から新潟市内の公立学校で働いていたと報じられている。
少年2人との具体的な関係や、山梨県内の勤務先で知り合ったのか、学校教育を通じて接点を持ったのかは公表されていない。
事件の概要
1人目の少年に「GW会うでしょ?」とLINE
最初の逮捕容疑は、山梨県内に住む16歳未満の少年に対する面会要求だった。
横森元講師は2026年4月19日から26日頃までの間、LINEで「ゴールデンウィーク会うでしょ?」などのメッセージを送ったとされている。
少年の家族が警察へ相談したことから事件が発覚した。
警察がLINEのやり取りなどを調べた結果、横森元講師が少年を誘惑し、わいせつ目的で面会を求めた疑いが浮上した。
山梨県警は2026年7月6日、16歳未満の者に対する面会要求等の疑いで横森元講師を逮捕した。
最初の逮捕では性的な目的を否認
最初の逮捕後、横森元講師は警察の取り調べに対し、少年と会おうとしたこと自体は認めていた。
一方、わいせつ目的については否定し、誘惑したり性的な目的で会おうとしたりしたわけではないとの趣旨を供述していたという。
面会要求罪が成立するためには、単に未成年者と会おうとしただけではなく、わいせつ目的で誘惑して面会を求めたことが重要となる。
警察はLINEのメッセージ内容や、少年との関係、面会を求めた経緯などから目的を調べたとみられる。
別の少年にも「早くデートがしたい」
最初の事件を捜査する過程で、別の少年に対する同様の面会要求が浮上した。
横森元講師は2026年4月19日から25日までの間、別の16歳未満の少年に対し、LINEで「早くデートがしたい」などのメッセージを送ったとされている。
警察は、少年が16歳未満であることを知りながら、わいせつ目的で誘惑し、直接会うことを求めた疑いがあると判断した。
横森元講師は2026年7月23日、2人目の少年に対する面会要求の疑いで再逮捕された。
再逮捕では「キスなどしようと思っていた」と認める
2人目の少年に関する取り調べで、横森元講師は「会ったときにキスなどをしようと思っていた」との趣旨を話し、容疑を認めたと報じられている。
最初の事件では性的な目的を否定していたが、再逮捕された事件では、面会した際にキスなどをする意図があったことを認めた形となる。
ただし、2人の少年との詳しい関係や、LINE以外のSNSでもやり取りをしていたのか、面会する日時や場所まで決めていたのかは公表されていない。
甲府簡裁が罰金40万円の略式命令
甲府区検察庁は2026年7月30日、横森元講師を16歳未満の者に対する面会要求の罪で略式起訴した。
同日、甲府簡易裁判所は横森元講師に罰金40万円の略式命令を出した。
略式起訴とは、比較的軽い刑事事件について、検察官が被疑者の同意を得た上で、通常の公開裁判を開かず、書面審理によって罰金や科料を求める手続きとなる。
最初の逮捕時点では横森元講師がわいせつ目的を否認していたが、その後、少年2人に対する面会要求罪で刑事処分が示された形となった。
新潟市教育委員会が免職処分
新潟市教育委員会は2026年8月31日、横森元講師を同日付で免職処分としたことを発表した。
教育委員会は処分理由について、横森元講師が被害少年2人を16歳未満と知りながら誘惑し、わいせつ目的で面会を要求したと説明している。
免職は、地方公務員に対する懲戒処分の中で最も重い処分となる。
横森元講師は、今回の処分によって新潟市立味方小学校の講師としての身分を失った。
教員免許そのものが失効したのか、山梨県や新潟県の教育委員会から別の行政処分が行われるのかについては、現時点で明らかになっていない。
事件発覚から免職までの時系列
2026年3月まで
横森元講師が山梨県内の学校に勤務する。
2026年春
新潟市内の公立学校で臨時的任用職員として勤務を開始。後に勤務先が新潟市立味方小学校だったことが公表される。
2026年4月19日から25日頃
山梨県内に住む16歳未満の少年2人へLINEでメッセージを送り、面会を求めたとされる。
2026年4月下旬以降
少年の家族が警察へ相談。警察がLINEのやり取りなどを調べる。
2026年7月6日
1人目の少年に対する面会要求の疑いで逮捕される。
横森元講師は面会を求めたことを認める一方、性的な目的については否認する。
2026年7月23日
別の少年に対する面会要求の疑いで再逮捕される。
取り調べに対し、会った際にキスなどをしようと思っていたとの趣旨を話し、容疑を認める。
2026年7月30日
甲府区検察庁が、16歳未満の者に対する面会要求の罪で略式起訴する。
甲府簡易裁判所が罰金40万円の略式命令を出す。
2026年8月31日
新潟市教育委員会が、横森元講師を免職処分としたことを発表する。
現在の状況
横森元講師は、少年2人に対する面会要求罪で略式起訴され、甲府簡易裁判所から罰金40万円の略式命令を受けた。
新潟市教育委員会も2026年8月31日付で免職処分としたため、逮捕段階から刑事処分と勤務先による懲戒処分の両方が出たことになる。
教育委員会の発表では、ほかの少年への同様の行為や、勤務していた小学校の児童への被害については明らかにされていない。
横森元講師本人や家族から、事件や処分についての公のコメントも確認されていない。
まとめ
新潟市立味方小学校の講師だった横森うるみ元職員は、山梨県内に住む16歳未満の少年2人へLINEでメッセージを送り、わいせつ目的で面会を求めたとして逮捕された。
メッセージには「ゴールデンウィーク会うでしょ?」「早くデートがしたい」などの内容があったと報じられている。
最初の逮捕では性的な目的を否定していたが、別の少年をめぐる再逮捕時には、会った際にキスなどをしようと思っていたとの趣旨を話し、容疑を認めた。
2026年7月30日には甲府区検察庁が略式起訴し、甲府簡易裁判所が罰金40万円の略式命令を出した。
さらに8月31日、新潟市教育委員会は横森元講師を免職処分とした。
今後、新たな行政処分や関係機関からの発表がない限り、刑事処分は罰金40万円、勤務先による処分は免職という状況となる。

