2026年6月28日夜、兵庫県神戸市兵庫区福原町のソープランド「GOOD(グッド)」で、従業員の女性と客の男性が血を流して倒れているのが見つかる事件が発生した。
死亡したのは、店舗の人気嬢として知られていた源氏名「ハレルヤ」さん(33)と、常連客だった壺坂諒(33)。
兵庫県警は、壺坂が女性を刃物で刺した後、自ら胸を刺して死亡した無理心中の可能性が高いとみて、殺人容疑で容疑者死亡のまま書類送検する方針を固めている。
事件の背景には、約2年間に及ぶ一方的な恋愛感情、いわゆる「ガチ恋」があったとみられている。
壺坂諒について

プロフィール
壺坂諒(つぼさか りょう)
- 生年月日:1992~1993年ごろ(33歳)
- 出身地:不明
- 住所:大阪市生野区
- 職業:不動産会社勤務
- 学歴:東京の有名私立大学卒業
- 通称:エースニキ
公開されている情報によると、壺坂は大阪市内で不動産会社に勤務する会社員だった。
SNSなどでは「エースニキ」と名乗り、事件の被害女性に対して強い恋愛感情を抱いていた常連客として知られていた。
経歴
壺坂は東京の有名私立大学を卒業後、不動産業界へ就職した。
仕事を続ける一方、約2年前から福原のソープランド「GOOD」に通い始め、ハレルヤさんを毎週指名するようになる。
利用料金は1回で20万円近くになることもあり、毎週数十万円を使う生活が続いていたという。
さらに、
- iPhone
- ブランド化粧品
- 高額プレゼント
などを贈り続け、プロポーズまで行っていたと報じられている。
被害女性「ハレルヤ」さんについて


プロフィール
ハレルヤ(源氏名)
- 年齢:33歳
- 居住地:大阪市
- 職業:ソープランド「GOOD」VIP嬢
店舗には約6年前から勤務。
高級コース専門の人気キャストとして知られ、風俗情報サイトでは複数回グランプリを受賞するなどトップクラスの人気を誇っていた。
一方で、「色恋営業をしないキャスト」として有名で、恋愛感情を抱く客には一定の距離を保って接していたという。
知人の間では「シャムちゃん」の愛称でも親しまれていた。
事件の時系列
約2年前
ソープランド「GOOD」に通い始める。
ハレルヤさんを指名し続けるようになる。
その後
毎週のように来店。
高額コースを利用し、多額のプレゼントを贈る。
長時間コースを利用し、店外デート特典でフォトスタジオへ。
ウエディングドレス姿で「なんちゃってウェディングフォト」を撮影したこともあった。
約1年前
退勤後に待ち伏せするなど、ストーカーまがいの行動が確認される。
店舗側も「要注意人物」と認識していたが、出入り禁止にはしなかった。
約1か月前
被害女性に恋人がいるのではないかと疑い始める。
それまで毎週通っていた店への来店が突然止まる。
事件2日前
再び来店。
3日連続で指名予約を入れる。
事件直前
「いいホテルを取ったので40万円で一晩一緒にいてほしい」と依頼するが、断られたという。
2026年6月28日
ハレルヤさんを指名して来店。
個室を施錠した状態で犯行に及んだとみられる。
利用時間を過ぎても応答がなかったため店員が部屋を開け、2人が血を流して倒れているのを発見。
搬送先で死亡が確認された。
2026年7月
兵庫県警は壺坂が女性を刺殺した後、自殺を図ったとみて、殺人容疑で容疑者死亡のまま書類送検する方針を固めた。
ガチ恋が悲劇へ発展した背景
報道によると、ハレルヤさんは風俗業界では珍しく「色恋営業をしない」ことで知られていた。
恋愛感情を抱く客には、「もう店に来ないで」と伝えることもあったという。
一方、壺坂は恋愛関係を本気で望み、多額の金銭やプレゼントを提供し続けていた。
その温度差が徐々に大きくなり、執着へ変わっていった可能性がある。
さらに事件当時、被害女性は年内で風俗業界を引退する予定だったとも報じられている。
店舗側の対応にも議論

事件後、店舗では
- 金属探知機の導入
- プレゼントの受け取り禁止
など安全対策を強化して営業を再開した。
一方で、約1年前からストーカーまがいのトラブルを把握していたにもかかわらず、出入り禁止措置を取らなかったことについては、ネット上でも議論が続いている。
結果論ではあるものの、早い段階で対応できていれば事件を防げた可能性を指摘する声も少なくない。
今後の焦点
今回の事件では加害者も死亡しているため、公判が開かれることはない。
そのため、事件の全容は警察による捜査結果や実況見分、関係者への聞き取りによって明らかにされることになる。
また、
- 店舗の安全管理
- 常連客への対応
- ストーカー兆候への対策
- 風俗業界全体の危機管理
なども改めて問われる事件となった。
まとめ
福原ソープランド「GOOD」で起きた今回の事件は、一方的な恋愛感情が最悪の結末を迎えた痛ましい事件だった。
壺坂諒は約2年間にわたりハレルヤさんへ多額の金銭やプレゼントを贈り続け、恋愛関係を望んでいたとされる。
一方、ハレルヤさんは色恋営業を行わず、距離を保つ接客を貫いていた。
その認識の違いが執着へと変わり、悲劇につながった可能性がある。
警察は容疑者死亡のまま書類送検する方針で捜査を進めており、今後さらに事件の詳細な経緯が明らかになるとみられる。

