2026年9月、元AKB48の板野友美が公開した家族旅行のYouTube動画をめぐり、大浴場の脱衣所とみられる場所で撮影していたとして批判が広がった。
板野は「ホテル側より特別に撮影許可をいただいた」と説明。動画の概要欄にも、ザ・リッツ・カールトン日光の撮影協力と特別許可を受けた旨が記載されている。
一方、ホテルへ問い合わせたというSNS利用者からは「脱衣所での撮影は許可していない」「貸切ではなかったと回答された」とする情報が拡散。
板野側とホテル側の説明が食い違っているのではないかとの疑問が浮上した。
さらに、板野の代理人を名乗る人物から批判投稿の削除を求める連絡が届いたとの報告も出ており、騒動は新たな局面を迎えている。
この記事では、板野友美のYouTube動画で何があったのか、撮影は本当に無許可だったのか、ホテルの規則や本人の説明、SNS上の情報を時系列で整理する。
板野友美がリッツカールトン日光の脱衣所で撮影し炎上

騒動の発端は、板野友美が2026年9月3日にYouTubeチャンネル「友chube」で公開した動画だった。
動画のタイトルは「【夏休み】ひさしぶりに親子3人で日光家族旅行【vlog】」。板野と夫でプロ野球選手の高橋奎二、長女の3人が、栃木県日光市にあるザ・リッツ・カールトン日光で過ごす様子が収められていた。
問題視されたのは、温泉を利用した後とみられる場面だ。
大浴場の脱衣所とみられる共用エリアで、板野がスキンケアを行い、長女の髪をドライヤーで乾かす様子が撮影されていた。
映像がSNSで拡散されると、「服を脱ぐ場所でカメラを回してよいのか」「ほかの宿泊客が入ってくる可能性はなかったのか」「貸切だったのか」といった疑問や批判が相次いだ。
動画概要欄には「特別な撮影許可」と記載
問題の動画の概要欄には、次の内容が記載されていた。
「撮影協力:ザ・リッツ・カールトン日光」
「特別な撮影許可を得て撮影しています」
この記載だけを見れば、ホテルに無断で撮影した動画ではなく、何らかの許可や協力を得た上で制作されたことになる。
ただし、「特別な撮影許可」がホテル館内全体に対するものなのか、客室やレストランなど特定の場所に限ったものなのか、温泉のロッカールームや脱衣所まで含んでいたのかは、概要欄からは分からない。
「撮影協力」という表記も、ホテルが動画全体を確認して公開を承認したことまで意味するとは限らない。
宿泊や館内撮影への協力、撮影場所の提供、広報窓口を通じた調整など、複数の意味が考えられる。
リッツカールトン日光は通常の温泉撮影を禁止
ザ・リッツ・カールトン日光は、公式サイトで温泉施設内の撮影を禁止している。
ロッカールームを含む温泉施設内では、携帯電話やカメラの使用だけでなく、撮影した内容をSNSへ投稿する行為も禁止の対象となる。
目的は、服を脱いで利用する宿泊客のプライバシーと、温泉施設内で安心して過ごせる環境を守ることにある。
今回の炎上が大きくなった理由は、一般客には厳しく禁止されている場所で、著名人のYouTube撮影が行われたように見えたためだ。
もっとも、通常の利用規則と、事前調整を行った撮影案件は別に扱われる場合がある。
営業時間外や利用者がいない時間帯に施設を管理し、撮影範囲を限定した上で特別許可を出すこと自体は考えられる。
板野友美が「ホテルから特別許可を得た」と説明
批判が拡大した9月5日、板野はXを更新し、問題となった場面について説明した。
板野は「誤解を招くような表現となってしまい、申し訳ございません」と謝罪した上で、ホテル側から特別に撮影許可を得た上で撮影したと主張。
動画についても、ザ・リッツ・カールトン日光から撮影協力を受けていると説明した。
この投稿は、無断撮影や規則違反を認めた謝罪ではない。
板野側の説明は、あくまで「撮影は許可を得ていた」「見た人に誤解を与える表現になったことを謝罪する」という内容だった。
ホテルは「許可していない」と回答した?
板野の説明後、SNSではホテルに直接問い合わせたという利用者の投稿が拡散した。
投稿者の説明によると、ホテル側から「脱衣所での動画撮影は許可していない」「当日は貸切ではなかった」「至急、動画を確認する」といった回答を受けたという。
この情報が広がったことで、「板野側は特別許可を得たと説明しているのに、ホテルは否定しているのか」「どちらかが事実と異なる説明をしているのではないか」と炎上が拡大した。
しかし、この回答はホテルが公式サイトや文書で公表した見解ではない。第三者が電話や問い合わせで聞いたとする内容であり、担当者の所属、質問の仕方、回答の正確な文言は確認できない。
ホテルの予約担当者や一般窓口が、広報部門や撮影担当者による個別の許可を把握していなかった可能性もある。
反対に、館内撮影の許可はあったものの、脱衣所が許可範囲に含まれていなかった可能性も残る。
現時点で「ホテルが撮影許可を正式に否定した」とまでは断定できない状況だ。
代理人側は「脱衣所を含む指定エリアで正式な許可」と主張か
9月5日夜以降、板野に批判的な投稿をした複数のX利用者が、板野の代理人弁護士を名乗るアカウントから削除要請を受けたと公表した。
そのうちの一人は、投稿が虚偽の印象操作に当たり、名誉毀損や偽計業務妨害に該当するとして、24時間以内の削除を求められたと説明している。
公開された報告によると、削除要請の理由には「脱衣所を含む指定エリアで正式な撮影許可を得ていた」との趣旨が記載されていたという。
これが正式な代理人による連絡で、内容が正確であれば、板野側は館内全体への漠然とした許可ではなく、問題となった脱衣所も許可対象だったと明確に主張していることになる。
一方、削除要請を受けた利用者は、撮影許可に関する事実確認やDM公開の許可を求めており、やり取りの全容は明らかになっていない。
ホテル側から一般向けの公式説明が出ていないため、代理人側の主張だけで許可の条件や貸切状況まで確定したとはいえない。
撮影時は貸切だったのか?
脱衣所での撮影許可と並んで注目されているのが、撮影時に温泉施設が貸切だったのかという点だ。
映像に板野親子以外の宿泊客が映っていなかったとしても、施設全体が貸切だったことの証明にはならない。
撮影の瞬間だけ周囲に利用者がいなかった可能性や、スタッフが一時的に入室を調整していた可能性もある。
反対に、SNS上の「貸切ではなかった」とする投稿も、ホテルによる公式発表ではない。
現時点では、温泉施設全体を貸し切ったのか、脱衣所の一部を短時間だけ撮影したのか、一般客の利用を止めずに撮影したのかは確認できていない。
この違いは、ほかの宿泊客のプライバシーがどのように守られていたかを判断する上で重要となる。
なぜ特別許可を得ていても炎上した?
仮に脱衣所を含む正式な撮影許可があったとしても、批判が完全に収まるとは限らない。
大浴場の脱衣所は、一般の宿泊客がカメラの存在を強く警戒する場所となる。撮影禁止という安心感を前提に利用している人も多い。
そのため、「許可があったか」という手続き上の問題だけでなく、「著名人やインフルエンサーであれば特例が認められるのか」「一般客へ十分な周知が行われていたのか」という公平性やプライバシーの問題も生じる。
動画内や概要欄で、撮影時にほかの利用者がいないよう管理していたことや、脱衣所まで許可範囲に含まれていたことを明確に説明していれば、受け止められ方は違った可能性がある。
ほかの宿泊客が映っていた?
確認できる報道では、板野親子以外の宿泊客の裸や着替えが動画に映り込んでいたとは伝えられていない。
今回問題視されている中心は、第三者の映り込みそのものよりも、ほかの利用者が服を脱ぐ可能性のある共用空間でカメラを使用したことにある。
他人の姿が撮影されていた場合は、プライバシーや肖像に関する問題がより深刻になる。
一方、第三者が撮影されておらず、ホテルの管理下で撮影していたのであれば、直ちに盗撮や犯罪行為と同一視することはできない。
騒動の時系列
2026年9月3日
板野友美がYouTubeで、夫の高橋奎二と長女との日光家族旅行動画を公開。
ザ・リッツ・カールトン日光の脱衣所とみられる共用エリアで、スキンケアや長女の髪を乾かす場面が含まれていた。
動画概要欄には、ホテルの撮影協力と特別な撮影許可を得た旨が記載された。
9月3日から5日
動画の一部がSNSで拡散。「脱衣所で撮影してよいのか」「ほかの客は大丈夫だったのか」と批判が広がる。
ホテルへ問い合わせたという利用者から、「撮影は許可していない」「貸切ではなかった」と回答されたとする情報が投稿される。
9月5日
板野がXで、誤解を招く表現になったことを謝罪。
ホテルから特別な撮影許可を得ており、動画にも撮影協力を受けていると説明する。
9月5日夜から6日
批判投稿をしたX利用者が、板野の代理人を名乗る人物から投稿の削除要請を受けたと公表。
削除要請には、脱衣所を含む指定エリアで正式な撮影許可を得ていたとの趣旨が記載されていたと説明される。
板野友美のプロフィール


板野友美(いたの ともみ)
- 生年月日: 1991年7月3日
- 年齢: 35歳
- 出身地: 神奈川県
- 職業: タレント、歌手、実業家、YouTuber
- 主な経歴: 元AKB48メンバー
- 夫: 高橋奎二(東京ヤクルトスワローズ投手)
- 子ども: 長女1人
- YouTube: 友chube
板野はAKB48の初期メンバーとして活動し、2013年にグループを卒業。
歌手やタレントとして活動する一方、アパレルブランドの運営やYouTubeでの発信も行っている。
2021年1月に高橋奎二と結婚し、同年10月に第1子となる長女の誕生を公表した。
撮影は本当に無許可だった?現時点の結論
2026年9月6日時点で、板野友美がザ・リッツ・カールトン日光の脱衣所を無許可で撮影したと断定できる事実は確認されていない。
板野本人は特別許可を得たと説明し、動画概要欄にも撮影協力の記載がある。
代理人側からのものとされる削除要請でも、脱衣所を含む指定エリアで正式な許可を得ていたと主張されている。
一方で、「ホテルは許可していない」「貸切ではなかった」とする情報もSNSで拡散している。
しかし、こちらは第三者による問い合わせ内容であり、ホテルが公式に発表した見解ではない。
考えられるのは、ホテル内部で情報共有が十分ではなかった、館内撮影の許可範囲について認識の違いがあった、問い合わせ窓口が個別の撮影案件を把握していなかったといった可能性だ。
真相を確定させるには、ザ・リッツ・カールトン日光が、脱衣所を含む撮影を許可したのか、撮影時に一般客の利用をどのように管理していたのかを正式に説明する必要がある。
まとめ
板野友美が公開した家族旅行動画をめぐり、ザ・リッツ・カールトン日光の大浴場脱衣所とみられる場所での撮影が炎上している。
ホテル公式サイトでは、通常の利用者によるロッカールームを含む温泉施設内の撮影やSNS投稿を禁止している。
板野は「ホテル側から特別な撮影許可を得た」「動画にも撮影協力を受けた」と説明。
代理人側も、脱衣所を含む指定エリアで許可を得ていたと主張しているとされる。
一方、SNSではホテルへ問い合わせた人から「撮影を許可していない」「貸切ではなかった」と聞いたとする投稿が拡散した。
両者の説明が食い違っているように見えるが、ホテルは一般向けの詳しい公式見解を発表していない。
現段階で無断撮影や虚偽説明だったと決めつけることはできない状況となる。
今後の焦点は、ホテルが許可の有無と範囲、撮影当時の利用状況について説明するかどうかにある。

