2026年1月、愛知県岡崎市の障害者グループホームで、知的障害のある17歳の男性入所者に対し、職員2人が飛び蹴りや顔を踏みつけるなどの暴行を加えたとして逮捕された事件が発生した。
事件は当初、地元メディアを中心に報じられたが、約5か月後となる2026年7月22日に暴行の様子とされる動画がSNSで再拡散され、全国的な注目を集めることとなった。
逮捕されたのは、グループホーム「イノベル井田」の職員だった三宅玲希容疑者(20)と都築拓斗容疑者(21)である。
この記事では、事件の経緯や容疑者のプロフィール、被害者や施設の概要、運営法人について現在判明している情報を整理する。
事件の概要
事件が起きたのは2026年1月27日午前7時頃とされる。
愛知県岡崎市にある障害者グループホーム「イノベル井田」で、職員2人が知的障害のある17歳の男性入所者へ暴行を加えた疑いが持たれている。
報道によると、2人は共謀して飛び蹴りを行い、転倒した男性の顔を踏みつけるなどの暴行を加えたとされる。
愛知県警は2月19日、暴行容疑で両容疑者を逮捕した。
取り調べに対し、2人は容疑を認めていると報じられている。
暴行が発覚した経緯

事件から約3週間後となる2月18日、児童相談所から警察へ「グループホーム職員が利用者へ暴行を加えている」という情報提供があった。
これを受けて警察が捜査を開始し、翌2月19日に両容疑者を逮捕した。
被害を受けた17歳の男性は児童相談所によって保護され、その後は別の施設へ移ったとみられている。
けがの程度などについては公表されていない。
SNSで動画が再拡散
事件は逮捕当時にも報道されていたが、大きな注目を集めたのは2026年7月22日だった。
X(旧Twitter)上で暴行の様子とされる動画が投稿され、短時間で数百万回以上閲覧されたとされる。
動画を見た利用者からは、「弱い立場の人への暴力は許されない」「福祉職員として失格」「厳しい処分を望む」など、多くの批判が寄せられた。
『裸の写真をLINEで共有』との情報について
SNSでは、「被害者の裸の写真をグループLINEへ投稿した」との情報も拡散された。
しかし、この内容については2026年7月時点で警察や報道機関による確認はされていない。
現時点ではSNS上の情報にとどまっており、事実と確認された内容ではない点に注意が必要である。
容疑者2人について


三宅玲希のプロフィール
三宅玲希(みやけ れいき)
- 生年月日:非公表
- 年齢:20歳(逮捕当時)
- 出身地:非公表
- 住所:愛知県岡崎市
- 職業:障害者グループホーム職員
- 勤務先:グループホーム イノベル井田
- 逮捕容疑:暴行
都築拓斗のプロフィール
都築拓斗(つづき たくと)
- 生年月日:非公表
- 年齢:21歳(逮捕当時)
- 出身地:非公表
- 住所:愛知県岡崎市
- 職業:障害者グループホーム職員
- 勤務先:グループホーム イノベル井田
- 逮捕容疑:暴行
経歴
報道によると、2人はいずれも事件当時20代前半の若い職員だった。
施設では約1年以上勤務していたとされる。
学歴や資格、家族構成、SNSなどの詳細な個人情報は公表されていない。
また、暴行に至った動機についても明らかになっていない。
被害者について
被害者は17歳の男性で、知的障害がある。
2025年12月頃にイノベル井田へ入所したばかりで、入所から約2か月後に事件へ巻き込まれた。
児童福祉法による保護対象であるため、氏名や障害の程度などは公表されていない。
事件の時系列
2025年12月頃
17歳男性がグループホームへ入所する。
2026年1月27日
施設内で職員2人が飛び蹴りや顔を踏みつける暴行を加えた疑い。
2026年2月18日
児童相談所から警察へ情報提供。
捜査開始。
2026年2月19日
愛知県警が三宅玲希容疑者と都築拓斗容疑者を暴行容疑で逮捕。
2人は容疑を認めたと報じられる。
2026年7月22日
暴行動画がXで再拡散。
全国的な注目を集める。
イノベル井田について
概要
グループホーム イノベル井田
- 所在地:愛知県岡崎市井田町字四丁目130番地2
- 電話番号:0564-77-9031
- 施設種別:共同生活援助(グループホーム)
- 運営形態:日中サービス支援型
- 定員:29名
- 対象:知的障害・精神障害・身体障害のある利用者
施設の特徴
イノベル井田では、
- 個室中心の居室
- 24時間支援体制
- 服薬管理
- 金銭管理
- 通院同行
- 生活訓練
- 食事提供
- 医療機関との連携
などを行うとしていた。
公式情報では、「利用者一人ひとりが自分らしく生活できる支援」を理念として掲げていた。
また、虐待防止委員会の設置や職員研修にも取り組むとしていた。
運営法人は株式会社INNOVEL HEALTHCARE

施設を運営するのは株式会社INNOVEL HEALTHCAREである。
代表取締役は石野政道氏。
本社は愛知県名古屋市緑区に置かれている。
同社はビオネストグループ関連企業として障害福祉サービスを展開している。
2025年頃には旧運営法人から事業承継を行い、グループホームなどを運営している。
旧運営法人の経緯
イノベル井田は以前、株式会社恵が運営していた施設の一つとされる。
株式会社恵は食事代の不適切な徴収などで行政処分を受けた経緯がある。
その後、株式会社INNOVEL HEALTHCAREへ事業承継された。
今回の暴行事件は事業承継後に発生した事案となる。
事件後の施設運営
事件後も施設は営業を継続している。
求人募集も確認されており、通常運営が続いているとみられる。
2026年7月時点で施設への行政処分や運営停止命令などは確認されていない。
また、運営法人から事件について詳しい公式コメントは確認されていない。
福祉業界に広がる波紋
今回の事件は、障害福祉施設における虐待問題として大きな波紋を広げている。
支援する立場の職員が暴力を振るったことから、
- 職員教育
- 虐待防止研修
- 施設内監視体制
- 管理者の責任
などについて改めて議論が広がっている。
現在判明している情報
三宅玲希容疑者と都築拓斗容疑者は、愛知県岡崎市の障害者グループホーム「イノベル井田」の職員だった。
2026年1月27日、知的障害のある17歳男性へ飛び蹴りや顔を踏みつける暴行を加えた疑いで、2月19日に暴行容疑で逮捕された。
2人は容疑を認めていると報じられている。
被害者は保護され別施設へ移ったとみられる。
7月には暴行動画がSNSで再拡散され、事件は再び大きな注目を集めた。
今後の焦点
今後は刑事裁判の進展や起訴の有無、施設や運営法人への行政対応が注目される。
また、施設内の監視体制や職員教育が適切だったのか、虐待防止の仕組みが機能していたのかについても検証が進む可能性がある。
まとめ
愛知県岡崎市の障害者グループホーム「イノベル井田」で、知的障害のある17歳の男性入所者に対し、職員2人が飛び蹴りや顔を踏みつける暴行を加えたとして逮捕された。
事件は当初ローカルニュースとして報じられたが、約5か月後に暴行動画がSNSで再拡散され、全国的な関心を集めることとなった。
現時点で施設への行政処分や運営停止などは確認されていないが、福祉施設における虐待防止や職員教育の在り方が改めて問われる事件となっている。

