栃木県宇都宮市のコンビニエンスストアを経営するオーナー夫婦が、トイレを利用した客に氏名や住所、電話番号の記入を迫ったとして、強要未遂の疑いで逮捕された。
逮捕されたのは、セブン-イレブン宇都宮元今泉4丁目店を経営していたとされる矢内忍容疑者と、妻の矢内美枝容疑者である。
夫婦は客に対し、「損害賠償を請求する」「建造物侵入だ」「あなたを逮捕してもらう」などと発言し、個人情報の記入を求めた疑いが持たれている。
一方、夫婦は「連絡先交換を提案しただけで、脅迫や強要ではない」と容疑を否認している。
本記事では、事件の概要、オーナー夫婦のプロフィール、店舗情報、過去の口コミや評判、今後の捜査について整理する。
事件の概要
2026年7月19日、栃木県警は宇都宮市内のコンビニエンスストアを経営する夫婦を、強要未遂の疑いで逮捕した。
逮捕されたのは、矢内忍容疑者と妻の矢内美枝容疑者である。
事件は同年7月13日の早朝、セブン-イレブン宇都宮元今泉4丁目店で発生したとされる。
店舗のトイレを利用した30代男性と20代女性に対し、夫婦が因縁をつけ、紙に氏名、住所、電話番号などの個人情報を記入するよう迫った疑いが持たれている。
客が要求を拒否し、親族へ電話で相談したうえで警察に通報したため、個人情報を記入させることはできなかった。
逮捕されたオーナー夫婦のプロフィール

矢内忍容疑者
矢内忍
- 生年月日:非公表
- 年齢:48歳(2026年7月時点)
- 住所:栃木県宇都宮市
- 職業:コンビニエンスストア経営者
- 経営店舗:セブン-イレブン宇都宮元今泉4丁目店
- 逮捕容疑:強要未遂
矢内美枝容疑者
矢内美枝
- 生年月日:非公表
- 年齢:49歳(2026年7月時点)
- 住所:栃木県宇都宮市
- 職業:コンビニエンスストア経営者
- 経営店舗:セブン-イレブン宇都宮元今泉4丁目店
- 逮捕容疑:強要未遂
事件が起きた店舗

セブン-イレブン宇都宮元今泉4丁目店
- 住所:栃木県宇都宮市元今泉4丁目14-12
- 電話番号:028-635-3780
- 営業形態:フランチャイズ店舗
- 営業時間:24時間営業とされる
- 設備:駐車場、ATM、各種キャッシュレス決済
事件当時、店内にはトイレ利用者に商品の購入を求める趣旨の貼り紙があったとされる。
事件当日の詳しい経緯
事件が起きたのは、2026年7月13日の午前4時すぎから午前5時半前にかけてとされる。
栃木県在住の30代男性と、福島県在住の20代女性がトイレを利用するため店舗を訪れた。
2人がトイレを使用した後、別の店員から商品を購入するよう促され、駄菓子などを購入したとされる。
その後、矢内夫婦が客の態度やトイレ利用方法に問題があるとして話しかけた。
夫婦は、
- 「損害賠償を請求する」
- 「建造物侵入だ」
- 「あなたを逮捕してもらう」
- 「裁判を起こす」
- 「コンビニを馬鹿にするな」
などと発言した疑いがある。
さらに、紙に氏名、住所、電話番号を記入するよう要求したとされる。
個人情報の記入を拒否
客2人は個人情報の記入を拒否した。
男性らは親族に電話で相談し、個人情報を渡さないまま店舗を離れたとされる。
事件当日は店舗側からも警察へ通報があり、警察官が現場を訪れていた可能性がある。
その後、客2人は7月16日に宇都宮東警察署へ被害届を提出した。
警察は防犯カメラ映像や関係者の証言などを調べ、7月19日に矢内夫婦を逮捕した。
夫婦は容疑を否認
矢内夫婦は警察の取り調べに対し、容疑を否認しているとされる。
夫婦は、「連絡先の交換を提案しただけ」「脅迫や強要ではない」という趣旨の説明をしている。
個人情報の記入を求めたこと自体は認めている可能性があるが、その行為が相手を脅して強制したものではないと主張しているとみられる。
今後は、当時の発言内容や声の大きさ、客がどの程度の恐怖を感じたか、防犯カメラや録音データが残っているかなどが捜査の焦点となる。
強要未遂とは
強要罪は、暴行や脅迫を用いて、相手に義務のないことを行わせる犯罪である。
今回の事件では、夫婦が客に個人情報を記入させようとしたものの、客が拒否して記入しなかったため、強要未遂の疑いが持たれている。
実際にどのような言葉が使われたのか、その言葉が刑法上の脅迫に当たるのかについては、今後の捜査や裁判で判断されることになる。
トイレ利用だけで建造物侵入になる?
夫婦は客に対し、「建造物侵入だ」という趣旨の発言をしたとされる。
一般的に、店舗のトイレを利用するために店内へ入っただけで、直ちに建造物侵入罪が成立するわけではない。
ただし、店舗側がトイレ利用について利用条件を設けていた場合や、立ち入りを明確に拒否されているのに入店した場合など、状況によって判断は異なる。
今回の客はトイレ利用後に商品を購入していたとされており、店舗側の主張と客側の認識に大きな食い違いがあったとみられる。
店舗は以前から低評価だった?
セブン-イレブン宇都宮元今泉4丁目店は、事件以前からインターネット上の口コミで低い評価が付けられていたとされる。
Googleマップでは星1.6前後、口コミ件数は100件を超えていたとの情報がある。
Yahoo!マップでは星2.99前後だったとされる。
コンビニエンスストアとしては低い評価であり、事件報道後には過去の口コミがSNS上で急速に拡散された。
ただし、インターネット上の口コミには事実確認が難しい投稿や、事件報道後に書かれた便乗投稿が含まれている可能性がある。
駐車場を巡る口コミ


過去の口コミでは、駐車場利用を巡るトラブルが多く指摘されていたとされる。
短時間駐車しただけで車のナンバーを撮影されたという投稿や、オーナー夫婦から強い口調で注意されたという書き込みが見られた。
中には、
- 「警察を呼ぶと言われた」
- 「弁護士を呼ぶと言われた」
- 「レッカー移動すると言われた」
- 「営業妨害として金銭を請求すると言われた」
とする内容もあった。
商品を購入した後、駐車場で短時間待っていた際に注意されたという投稿もあったとされる。
トイレ利用を巡る口コミ
トイレ利用に関しても、事件前から複数の不満が投稿されていたとされる。
トイレだけを利用した客が怒られた、商品購入を強く求められた、店員から威圧的な態度を取られたといった内容が見られた。
一部には、今回の事件と同様に個人情報の記入を求められたとする趣旨の口コミもあったとされる。
ただし、これらの口コミが実際の出来事に基づくものか、投稿者と店舗側の間にどのようなやり取りがあったのかは確認されていない。
接客態度に関する評判
接客については、
- 「睨まれた」
- 「上から目線だった」
- 「敬語を使わなかった」
- 「長時間謝罪を求められた」
- 「すぐに警察を呼ばれた」
などの口コミがあったとされる。
利用者が怖いと感じた、入りづらい店舗だったとする投稿も多く、SNS上では「日本一低評価のセブン-イレブン」と呼ばれることもあったという。
事件前から似たトラブルがあった?
SNSでは、店舗での強い注意や警察への通報、個人情報の要求などが以前から繰り返されていたのではないかとの指摘が出ている。
口コミには4〜5年前から似た内容があったとされ、「今回だけの問題ではないのではないか」と疑う声も広がった。
警察が過去の相談記録や通報履歴を確認し、同様の事案がなかったか捜査する可能性もある。
ただし、現時点で今回の逮捕容疑以外に立件された事件や、余罪が公式に発表された事実は確認されていない。
SNSで大きく拡散
夫婦の逮捕が報じられると、Xを中心に事件情報が急速に拡散された。
店舗名や容疑者名、口コミのスクリーンショットが多数投稿され、過去の利用者による体験談も相次いだ。
主な反応として、
- 「トイレ利用だけでここまで言われるのは怖い」
- 「個人情報を求めるのはおかしい」
- 「昔から口コミが異常に低かった」
- 「本部は把握していなかったのか」
などの声が見られた。
コンビニトイレの利用ルールが議論に
今回の事件を受け、コンビニエンスストアのトイレ利用ルールも議論となった。
コンビニのトイレは店舗側の善意や判断で開放されている設備であり、公共トイレではない。
清掃費、水道代、備品代、従業員の負担などは店舗側が負担している。
そのため、利用前に店員へ声をかける、利用後に商品を購入する、店内を汚さないといったマナーを求める店舗もある。
一方で、商品購入を法的に強制できるのか、利用者に個人情報を記入させることが許されるのかは別の問題となる。
フランチャイズ本部の責任は?
セブン-イレブン宇都宮元今泉4丁目店は、本部直営ではなくフランチャイズ店舗だったとされる。
フランチャイズ店舗では、オーナーが独立した事業者として店舗を経営する一方、セブン-イレブン本部のブランドや運営システムを利用している。
そのため、店舗内での接客やトラブルについて、どこまで本部が把握し、指導していたのかにも注目が集まっている。
2026年7月21日時点では、セブン-イレブン本部から事件に関する詳しい公式コメントや、フランチャイズ契約への対応は確認されていない。
店舗の現在の営業状況
夫婦の逮捕後も、インターネット上では一時的に営業中と表示されていたとされる。
オーナー夫婦が逮捕された後、従業員や本部から派遣されたスタッフが営業を続けていた可能性もある。
一方、実際に通常営業が行われていたのか、営業時間が変更されたのか、休業となったのかは明らかになっていない。
今後、フランチャイズ契約の解除やオーナー交代、店舗の一時休業などの措置が取られる可能性もある。
オーナー夫婦の顔画像やSNSは?
2026年7月21日時点で、矢内忍容疑者と矢内美枝容疑者の顔画像、詳しい経歴、学歴、SNSアカウントなどは公表されていない。
店舗のオーナー夫婦として長年経営に携わっていたとされるが、いつから同店舗を運営していたのかも明らかになっていない。
同姓同名の人物や無関係なSNSアカウントを本人と断定することはできない。
事件の時系列
数年前から2026年7月上旬
店舗の口コミサイトに、駐車場、トイレ利用、接客態度などを巡る低評価の投稿が蓄積したとされる。
2026年7月13日午前4時すぎ
30代男性と20代女性が、セブン-イレブン宇都宮元今泉4丁目店を訪れる。
店舗のトイレを利用する。
トイレ利用後
別の店員から商品購入を促され、駄菓子などを購入する。
2026年7月13日午前5時半前まで
矢内夫婦が客に対し、損害賠償や建造物侵入、逮捕、裁判などに言及したとされる。
氏名、住所、電話番号の記入を求めた疑いが持たれている。
同日
客は個人情報の記入を拒否し、親族へ相談。
警察へ通報する。
店舗側からも警察への通報があったとされる。
2026年7月16日
被害を訴えた客2人が、宇都宮東警察署へ被害届を提出する。
2026年7月19日
栃木県警が矢内忍容疑者と矢内美枝容疑者を強要未遂の疑いで逮捕する。
夫婦は容疑を否認する。
2026年7月19日から20日
各メディアが事件を報道。
店舗の過去の口コミや評判がSNS上で拡散される。
2026年7月21日時点
警察が事件当時の状況や過去の類似トラブルについて捜査を続けているとみられる。
店舗の今後の営業やフランチャイズ契約への影響が注目されている。
現在判明している情報
矢内忍容疑者と妻の矢内美枝容疑者は、セブン-イレブン宇都宮元今泉4丁目店を経営していたとされる。
2人は、店舗のトイレを利用した客に対し、損害賠償や逮捕などに言及しながら個人情報の記入を求めた疑いで逮捕された。
客は記入を拒否したため、強要未遂容疑となった。
夫婦は連絡先交換を提案しただけで、脅迫や強要ではないとして容疑を否認している。
店舗には事件以前から接客や駐車場、トイレ利用を巡る多数の低評価口コミがあったとされるが、それぞれの内容が事実かどうかは確認されていない。
今後の捜査ポイント
今後は、防犯カメラや録音データ、店員や客の証言から、夫婦が実際にどのような言葉を使ったのかが詳しく調べられるとみられる。
客が恐怖を感じる程度の脅迫があったのか、個人情報の記入をどのような態度で求めたのかも重要となる。
さらに、過去に同様のトラブルや警察への相談がなかったか、店舗の通報履歴や口コミ内容についても確認される可能性がある。
セブン-イレブン本部が店舗への指導やフランチャイズ契約について、どのような対応を取るのかにも注目が集まる。
まとめ
宇都宮市のセブン-イレブン宇都宮元今泉4丁目店を経営していたとされる矢内忍容疑者と矢内美枝容疑者が、強要未遂の疑いで逮捕された。
夫婦はトイレを利用した30代男性と20代女性に対し、損害賠償や建造物侵入、逮捕などに言及しながら、氏名や住所、電話番号の記入を求めた疑いが持たれている。
客が記入を拒否したため未遂に終わったとされるが、夫婦は連絡先交換を提案しただけで、脅迫や強要ではないと容疑を否認している。
店舗は事件以前からインターネット上で低い評価を受け、駐車場やトイレ利用、接客態度を巡るトラブルが多数投稿されていたとされる。
ただし、口コミのすべてが確認された事実ではなく、今回の事件との直接的な関係も明らかになっていない。
今後は、事件当時の詳しいやり取りや過去の類似事案、店舗の営業継続やフランチャイズ契約への影響が焦点となる。

