VTuber事務所「FIRST STAGE PRODUCTION(いちプロ)」が、2026年6月30日をもって国内プロジェクトを終了すると発表し、大きな注目を集めています。
2022年の始動から約4年での終了となり、所属していた16人のタレントは「活動継続」「新事務所移籍」「卒業」の3つの進路に分かれることが明らかになりました。
本記事では、いちプロ終了の背景と、16人それぞれの進路、ファンが注意すべきポイントを整理します。
FIRST STAGE PRODUCTION(いちプロ)とは


FIRST STAGE PRODUCTIONは、REALITY Studiosが展開してきたVTuber事務所です。
2022年に国内プロジェクトとしてスタートし、複数の期生を展開しながら、日本向けVTuber事業として一定の存在感を築いてきました。
しかし、2026年6月30日をもって国内プロジェクトは終了することが正式に発表されました。
一方で、英語圏向けの「FIRST STAGE PRODUCTION EN」は継続されるため、ブランドが完全消滅するわけではありません。
なぜ終了?運営体制変更と再編


公式発表によると、いちプロは昨年から運営体制の見直しを進めており、タレント個々との協議を重ねた結果、今回の判断に至ったとされています。
重要なのは、「一斉終了」ではなく「再編」である点です。
- 事務所単位の国内プロジェクトは終了
- タレントは個別に進路を選択
- REALITY Studiosとの関係は一部継続
つまり、組織としての枠組みを解体し、タレントごとの活動形態に移行する流れといえます。
進路① REALITY Studiosで活動継続(5人)
以下の5名は、REALITY Studios所属として活動を継続します。
- 幽々ゆら
- 餅付ぬるぽ
- 月皇レン
- 朱御灰音
- ニリム・スノーメルト
このグループは「事務所ブランドは消えるが、活動基盤は維持される」形です。
今後は、より個人活動寄りのスタイルになる可能性が高く、配信内容や方向性にも変化が出ると見られます。
進路② 新事務所「宙の時刻表、最終便」へ(4人)
以下の4名は、新たな事務所として活動を継続します。
- るる・らら・りりぃ
- 四季森ことり
- 波宵かなで
- 緋ノ宮ヒマリ
この「宙の時刻表、最終便」は、もともといちプロ5期生のグループ名として使われていた名称であり、グループ性を維持したまま別組織へ移行する形です。
いわば「ブランド移行型」の再編で、ファンにとっては比較的違和感の少ない移行といえます。
進路③ 卒業(7人)
以下の7名は卒業という形を選択しました。
- もふちゅ大佐(5月17日)
- 星影テトラ(5月24日)
- 黒崎タイガ(5月31日)
- にゃぷぷ・まりーな(6月27日)
- 姫雅夜花香(6月29日)
- パーフェクト・ボンバー(6月30日)
- 龍ヶ浜ゅぇ(8月31日)
卒業日は個別に設定されており、最も早いメンバーは5月中旬、最も遅いメンバーは8月末まで活動が続きます。
特に注意点として、
- YouTubeメンバーシップの終了
- アーカイブ非公開化
- SNSアカウントの閉鎖
などが順次行われる可能性があります。
グッズ・ボイス・ファンレターの扱い
公式発表では、ファン向けサービスの取り扱いについても明示されています。
グッズ・ボイスは受注期間中は販売継続されますが、在庫分は卒業日または完売で終了となります。
ファンレターについては、
- 継続組 → REALITY Studiosで受付継続
- 卒業組 → 卒業日到着分まで
と明確に区切られています。
EN(英語圏プロジェクト)は継続
今回の終了はあくまで「国内プロジェクト」に限定されます。
英語圏向けの「FIRST STAGE PRODUCTION EN」は継続しており、すでに第4期オーディションも実施済みです。
また、男性VTuberグループ「Lamentus」は登録者数62万人を超えるなど、海外市場では一定の成功を収めています
このことから、
- 国内 → 再編・整理
- 海外 → 拡大継続
という戦略的な方向性も見えてきます。
まとめ
いちプロ終了は、単なる事務所の解散ではなく「構造的な再編」です。
タレント16人はそれぞれの意思に基づき、異なる道を選びました。
- 国内プロジェクトは2026年6月30日で終了
- 16人は「継続・移籍・卒業」に分岐
- REALITY Studiosで活動継続は5人
- 新事務所移行は4人
- 卒業は7人(最大8月末まで活動)
- ENプロジェクトは継続
今回の動きは、VTuber業界における「事務所依存から個別活動への移行」を象徴する事例ともいえます。
ファンとしては、推しの進路ごとに今後の活動やコンテンツの扱いを個別に確認していく必要があります。

