沖縄県政で新たな動きが注目を集めています。
2026年6月1日、玉城デニー知事を支える若手県議らが中心となり、新政治団体「プロジェクトレキオ」を正式に設立することが明らかになりました。
代表を務めるのは、沖縄県議会議員の儀保唯(ぎぼ ゆい)氏です。
弁護士出身でありながら、「辺野古新基地反対」や「平和行政」を強く掲げる若手政治家として存在感を高めており、沖縄の“革新系新世代”の象徴的存在とも言われています。
一方で、辺野古沖で発生したボート転覆事故をめぐるSNS論争とも時期が重なっており、9月の沖縄県知事選を見据えた政治的動きではないかとの見方も広がっています。
今回は、
- 儀保唯氏とは何者なのか
- プロジェクトレキオとは何か
- なぜ注目されているのか
- 辺野古事故SNS論争との関係
- 玉城県政との距離感
などを詳しく整理していきます。
儀保唯氏について


今、注目されているのが、プロジェクトレキオ代表を務める儀保唯氏です。
プロフィール
儀保唯(ぎぼ ゆい)
- 生年月日:1985年4月
- 年齢:41歳(2026年5月時点)
- 出身地:沖縄県那覇市(育ちは大宜味村)
- 職業:沖縄県議会議員・弁護士
- 所属:てぃーだ平和ネット
- 当選回数:1回
弁護士から政界入りした異色経歴
儀保氏は法律家としてキャリアを積んだ後、政界へ進出しました。
沖縄県立北山高校を卒業後、新潟大学法学部へ進学。その後、広島大学法科大学院を修了し、司法試験に合格しています。
弁護士時代は、
- 沖縄弁護士会
- 岡野法律事務所名護支店
などで活動し、地域問題や生活相談にも関わっていたとされています。
2024年の沖縄県議選では、国頭郡区から無所属で立候補し初当選。国頭郡区初の女性県議として注目されました。
「プロジェクトレキオ」とは何か
今回最大の話題となっているのが、新政治団体「プロジェクトレキオ」です。
この団体は、玉城デニー知事を支える若手無所属県議らを中心に結成されました。
名称の「レキオ」は、かつてポルトガル人などが“琉球”を指して使った言葉だとされています。
つまり、「沖縄が主体性を持つ政治」を象徴する意味合いが込められているとみられます。
どんな活動を目指しているのか
プロジェクトレキオは、単なる辺野古反対団体ではないと説明されています。
設立前から政策ワークショップなどを開き、
- 経済振興
- 福祉
- 子育て
- 平和行政
- 基地問題
- 若者政治参加
など幅広いテーマを議論してきました。
ただ実際には、玉城県政を支える“新与党組織”的な側面が強いとみられています。
なぜ今、新団体を立ち上げるのか
背景には、2026年秋に予定される沖縄県知事選があります。
玉城デニー知事を支える「オール沖縄」勢力は近年、内部対立や支持層の高齢化も指摘されてきました。
その中で、
- 若手無所属議員
- 子育て世代
- SNS世代
を取り込む新しい受け皿として、プロジェクトレキオが動き始めたとの見方もあります。
特に儀保氏はSNS発信にも積極的で、従来の革新系政治家とは少し異なるスタイルを取っています。

辺野古事故SNS論争とも重なるタイミング
今回の団体設立がさらに注目された理由が、辺野古沖ボート転覆事故との時期的重なりです。
2026年3月、辺野古沖で抗議船が転覆し、
- 女子高校生
- 船長
の2人が死亡する事故が発生しました。
その後SNSでは、
- 主催者責任
- 安全管理
- 政治利用
- 遺族発信
をめぐり激しい論争が発生。
玉城知事も、「間違った情報で判断しないでほしい」と異例の発言を行っています。

儀保氏にも批判が向かった理由
儀保氏自身が事故に直接関与したわけではありません。
しかし、
- 辺野古反対派
- オール沖縄系
- 平和運動系
と近い立場であることから、SNSでは批判対象として名前が挙がる場面もありました。
特に現在の沖縄では、
- 「基地問題」
- 「反基地運動」
- 「SNS世論」
が強く結びついており、政治家個人にも厳しい視線が向けられやすくなっています。
儀保唯氏は“左派”なのか?
沖縄政治では、本土の右派・左派とは少し異なる軸があります。
特に重要なのが、「辺野古移設に賛成か反対か」です。
儀保氏は明確に辺野古新基地建設に反対しており、玉城知事支持も公言しています。
そのため、沖縄政治では一般的に“革新系”“オール沖縄側”と位置づけられています。
また、
- 軍事化への懸念
- ジェンダー平等
- 子育て支援
- 多様性重視
なども強く発信しており、リベラル色の強い政治家と見る声もあります。
SNS時代の沖縄政治
近年の沖縄政治は、SNSの影響が急速に強まっています。
以前は、
- 地元紙
- 集会
- 組織票
が中心でした。
しかし現在は、SNSなどで一気に世論が動く時代になっています。
今回の辺野古事故論争も、その典型例でした。
プロジェクトレキオは、そうした“ネット時代の政治組織”としての側面も持っているとみられます。
今後の焦点は知事選
今後最大の焦点は、やはり2026年の沖縄県知事選です。
プロジェクトレキオが、
- 若者票
- 無党派層
- SNS世代
へどこまで浸透するのかが注目されています。
一方で、
- 基地問題疲れ
- オール沖縄への批判
- 経済重視論
も強まっており、沖縄政治は大きな転換点を迎えています。
まとめ
今回設立される「プロジェクトレキオ」は、玉城デニー知事を支える若手県議らによる新政治団体です。
中心人物となる儀保唯氏は、弁護士出身の若手県議として注目を集めています。
今回のポイントを整理すると、
- 儀保唯氏は1985年生まれの沖縄県議
- 弁護士から政界入りした若手政治家
- 辺野古新基地建設に反対
- 玉城デニー知事支持を明言
- 「てぃーだ平和ネット」所属
- 2026年6月に「プロジェクトレキオ」設立
- 若手無所属議員ら十数人規模で始動
- 経済・福祉・平和行政などを議論
- 辺野古事故SNS論争とも時期が重なり注目
- 知事選を見据えた新たな政治組織との見方も
という状況です。
今後は、
- プロジェクトレキオの拡大
- 沖縄知事選への影響
- SNS世論との関係
などがさらに注目されそうです。

