2026年8月、家族旅行で日本を訪れていた英国籍の女子中学生、カーメリータ・ラクデシャ・ポールさん(12)が、東京都大田区の民泊施設から姿を消した。
警視庁が顔写真を公開して捜索を続けていたが、8月15日午後8時頃、ポールさんが横浜市内の交番を自ら訪れ、無事保護された。
ポールさんにけがはなく、第三者による連れ去りや犯罪に巻き込まれた形跡も確認されていない。
すでに家族と再会しており、警視庁は事件性がないとみている。
行方不明となってから発見されるまでの約2日半、ポールさんは横浜市内にあるアニメ関連の場所を訪れ、ネットカフェなどで過ごしていたという。
カーメリータ・ラクデシャ・ポールさんのプロフィール

カーメリータ・ラクデシャ・ポール
- 英語表記: Carmelita Lakdesha Paul
- 生年月日: 非公表
- 年齢: 12歳
- 出身地: 非公表
- 国籍: イギリス
- 職業: 中学生
- 身長: 約160cm
- 体格: 中肉
- 髪型: 黒色のカールした髪
8月15日夜に横浜市内で無事保護
ポールさんが発見されたのは、2026年8月15日午後8時頃だった。
横浜市内の交番を1人で訪れ、警察官に助けを求めたという。
報道によって表現は異なるが、ポールさんは警察に対し、「親が恋しくなった」「帰り方が分からなくなった」という趣旨の説明をしたと伝えられている。
交番から連絡を受けた警察官が身元を確認し、ポールさんを保護した。
けがや体調面の大きな問題はなく、その後、両親との再会を果たした。
警察はこれまでの行動や本人の説明を確認した結果、第三者による連れ去りや犯罪被害などの事件性はないと判断した。
行方不明になった経緯
ポールさんは両親と兄の家族4人で、2026年7月21日に観光目的で来日した。
北海道や東北地方などを旅行した後、8月11日から東京都大田区南蒲田2丁目にある一戸建ての民泊施設に滞在していた。
家族の帰国予定日は8月14日だったという。
8月12日夜には父親と会話していたが、その時点で目立った変化や不審な言動は確認されていなかった。
しかし、翌13日午前8時30分頃、母親が起床するとポールさんの姿が見当たらなかった。
宿泊先にはスマートフォンとパスポートが残されており、家族は同日午前9時25分頃に110番通報した。
防犯カメラに1人で外出する姿
警察が周辺の防犯カメラを確認したところ、ポールさんが民泊施設を1人で出て、京急蒲田駅方面へ歩く姿が記録されていた。
その後、交通系ICカードの利用記録などから、同日午前中に横浜駅へ移動したとみられていた。
しかし、横浜駅を利用して以降の詳しい足取りは分からず、警視庁は8月14日に家族から提供された顔写真を公開した。
ポールさんは現金数千円程度しか持っておらず、スマートフォンやパスポートも宿泊先に残したままだったため、家族や警察は事件や事故に巻き込まれた可能性も含めて捜索を続けていた。
行方不明後の時系列
2026年7月21日
ポールさんが両親、兄とともに観光目的で来日する。
8月11日
家族4人で東京都大田区南蒲田2丁目の民泊施設に宿泊を開始する。
8月12日夜
父親がポールさんと会話する。普段と大きく変わった様子はなかったとされる。
8月13日午前8時30分頃
ポールさんが民泊施設を1人で出る。防犯カメラに京急蒲田駅方面へ向かう姿が記録される。
同じ頃、母親がポールさんの不在に気付く。
8月13日午前9時25分頃
母親が110番通報し、警察による捜索が始まる。
8月13日午前中
交通系ICカードの利用記録などから、ポールさんが横浜駅まで移動したとみられることが判明する。
8月13日から15日
横浜市内にあるアニメ関連の場所を訪れ、ネットカフェなどで時間を過ごす。
8月14日
警視庁が顔写真を公開し、一般からの情報提供を呼びかける。
8月15日午後8時頃
ポールさんが横浜市内の交番を1人で訪れる。けがのない状態で無事保護される。
8月16日
警視庁が無事発見を発表する。公開手配は解除され、事件性はないと判断される。
横浜へ向かった理由はアニメの聖地巡礼
ポールさんは日本のアニメが好きで、行方不明になる前から家族に横浜へ行きたいと話していた。
報道では、横浜を舞台とするアニメ『文豪ストレイドッグス』のファンだったと伝えられている。
『文豪ストレイドッグス』は、実在した文豪と同じ名前を持つ登場人物たちが、特殊能力を使って戦う人気作品である。物語の主な舞台は横浜で、市内にはファンから「聖地」と呼ばれる場所が複数存在する。
ポールさんは公共交通機関を利用して横浜へ移動し、こうしたアニメ関連の場所を複数訪れていたとみられている。
当初から家出を計画していたのか、短時間で宿泊先へ戻るつもりだったのかは明らかにされていない。
ネットカフェなどで過ごしていた
8月13日に横浜へ移動した後、ポールさんはネットカフェなどを利用して過ごしていたという。
具体的な店舗名、利用時間、宿泊先以外でどのように夜を過ごしたのかなど、詳しい行動は公表されていない。
スマートフォンを持っていなかったため、家族への連絡や地図の確認が難しい状態だった可能性がある。
横浜市内を巡った後、帰り方が分からなくなり、家族とも連絡できないまま時間が経過したとみられる。
最終的には家族が恋しくなり、自ら交番を訪れて助けを求めた。
犯罪に巻き込まれた可能性は否定
行方不明が報じられた当初は、第三者との待ち合わせや連れ去り、事件や事故への巻き込まれなど、さまざまな可能性が心配されていた。
しかし、保護されたポールさんにけがはなく、警察が本人から事情を聴いた結果、犯罪に巻き込まれた事実は確認されなかった。
本人の意思で横浜へ向かい、アニメの聖地を巡っていたとみられている。
警察は事件性がないと判断し、ポールさんを家族のもとへ帰した。
まとめ

家族旅行で日本を訪れていた英国籍の女子中学生、カーメリータ・ラクデシャ・ポールさん(12)は、2026年8月13日朝、東京都大田区の民泊施設から1人で外出した。
その後、電車で横浜へ移動し、アニメの聖地とされる場所を巡りながら、ネットカフェなどで過ごしていた。
警視庁は顔写真を公開して捜索を続けていたが、8月15日午後8時頃、ポールさんが横浜市内の交番を自ら訪れ、約2日半ぶりに無事保護された。
ポールさんにけがはなく、第三者による連れ去りや犯罪被害などの事件性も確認されていない。
スマートフォンを持たずに単独行動したことで家族へ連絡できず、帰り方も分からなくなった可能性がある。
何よりも、無事に発見されて家族と再会できたことが最も重要な結果となった。

