皆さんこんにちは。
今回は、千葉県南房総市にある「里山体験民泊こえむ」についてご紹介します。
単なる宿泊施設ではなく、「暮らすように泊まる」ことができるこの場所は、現代人にとって忘れかけていた“自然と共に生きる感覚”を思い出させてくれる特別な体験の場でもあります。
そんな「里山体験民泊こえむ」は、2025年5月24日にテレビ朝日系列で放送された人生の楽園で紹介されました。
この記事では、千葉県南房総市にある古民家宿泊施設「里山体験民泊こえむ」についてまとめました。
「里山体験民泊こえむ」について


宿泊場所となるのは、オーナーの東條俊行さん・芽久未さんご夫妻が自らの手で修繕してきた、風格ある古民家です。
梁の太さや土壁の質感、障子を通して入るやわらかな光に、心が静まり、どこか懐かしい気持ちになります。
この家は完全に完成された宿ではありません。
むしろ、「まだ進化の途中」なのだそうです。
訪れるたびに少しずつ整備が進んでいて、その変化の過程を共に味わえることも、この宿の大きな魅力です。
東條さんご夫妻は、「未完成であることを一緒に楽しんでもらいたい」と語ります
基本情報


里山体験民泊こえむ(さとやまたいけんみんぱくこえむ)
- 住所:千葉県南房総市海老敷464-1
- 電話:090-9313-5507
- チェックイン:15時〜21時
- チェックアウト:10時
- 駐車場:あり
- 支払方法:現金のみ
- 公式サイト:https://tojo-natural-farm.net/yado/




古民家の重厚感は感じられつつも、清潔に保たれており、不快な思いをすることはないです。
古民家での生活体験と現代の快適な暮らしの良いとこ取りという感じです。
特徴


- 1. 自然に囲まれた広大な敷地
施設は、東京ドーム約1.7個分の広さを持ち、山林や田畑が広がる自然豊かな環境にあります。
四季折々の風景を楽しみながら、里山の暮らしを体験できます。 - 2. 古民家での宿泊体験
築65年の古民家を自力で修繕し、昔ながらの日本の住まいを再現。
木の温もりや土壁の風合いが感じられる空間で、心安らぐひとときを過ごせます。 - 3. 多彩な体験プログラム
季節ごとの農作業(種まき、収穫など)や、味噌・醤油などの発酵食品づくり、山林の整備など、里山ならではの体験が用意されています。
これらの活動を通じて、自然との共生や食の大切さを学ぶことができます。 - 4. 温かいおもてなし
都会から移住した東條夫妻が、訪れるゲスト一人ひとりに寄り添い、丁寧なおもてなしを提供。交流を通じて、田舎暮らしの魅力や課題についても知ることができます。 - 5. 「未完成」を楽しむ暮らし
施設や環境は常に進化の途中。
訪れるたびに新しい発見があり、ゲスト自身もその変化の一部として参加できます。
- 都会の喧騒から離れ、自然の中でリフレッシュしたい方
- 農業や発酵食品づくりなど、里山の暮らしを体験してみたい方
- 古民家での宿泊を通じて、日本の伝統的な生活様式を感じたい方
- 将来的に田舎暮らしを検討している方
ヒストリー


神奈川県出身の東條俊行さんと芽久未さん夫婦は、俊行さんの心身の不調をきっかけに自然と触れ合う生活に魅かれ、南房総市への移住を決意。
早期退職後、築65年の古民家と広大な土地を手に入れ、夫婦で田舎暮らしを始めました。
古民家を自力で修繕しながら、1年前には「里山体験民泊こえむ」を開業。
畑や山の整備、味噌作りなどやることは尽きませんが、「未完成を楽しむ暮らし」がふたりのモットー。自然とともにある充実した日々を送っています。
予約方法
「里山体験民泊こえむ」の予約は公式サイトを利用するのが便利です。
ご主人の東條俊行さんは、もとITエンジニアだけあって非常に使いやすいサイトになっています!!
まとめ


今回は、千葉県南房総市にある古民家宿泊施設「里山体験民泊こえむ」についてまとめました。
「里山体験民泊こえむ」を訪れると、便利さや効率性では測れない豊かさが確かに存在していることに気づかされます。
朝の鳥の声、手を動かして得る小さな達成感、薪の火のあたたかさ。そんな日常の中にこそ、心の充足があるのかもしれません。
日々の忙しさや都市の喧騒に疲れた方には、ぜひ一度この地を訪れてみていただきたいと思います。
ここで過ごす時間は、きっとこれからの暮らしを見つめ直すヒントになるはずです。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。