力士としてはもちろん、「部屋の料理番」としても欠かせない存在がいる。
それが「田子ノ浦部屋」に所属する力士の輝の里(てるのさと)さんだ。
輝の里さんの相撲の番付は西序二段百二枚目と決して上位ではない。
だが、部屋の「ちゃんこ長」としての実力は、まさに横綱級とも言える活躍を見せている。
そんな輝の里さんは、「グルメすぎる田子ノ浦部屋」のちゃんこ長として、日本テレビ系列で放送されている有吉ゼミでも取り上げられています。
この記事では、「グルメすぎる田子ノ浦部屋」の最年長ちゃんこ長として活躍されており、伝説とまで言われている輝の里さんについてまとめました。
「田子ノ浦部屋」について

「田子ノ浦部屋」は、日本相撲協会に所属する相撲部屋のひとつで、現在の師匠は元前頭・隆の鶴(たかのつる)の田子ノ浦親方です。
部屋は東京都墨田区に所在し、現役力士では幕内経験のある髙安(たかやす)さんが所属していることで知られています。
「田子ノ浦部屋」は、稽古の厳しさだけでなく、生活面の指導や地域との交流にも積極的なことで評価されています。
また、部屋独自のちゃんこ鍋なども話題で、イベントや合宿で振る舞われることもあり、地域の子どもたちやファンに親しまれています。
実力派力士の育成に力を入れつつ、部屋全体で一丸となって相撲文化の発信と普及に取り組む、伝統と現代性を兼ね備えた相撲部屋です。
田子ノ浦部屋
- 住所:東京都江戸川区東小岩4丁目9-20
- 電話:03-6284-0438
輝の里(てるのさと)さんについて

プロフィール
輝の里(てるのさと)
- 本名:長野一輝
- 生年月日:1978年1月17日
- 身長:178cm
- 体重:180kg
- 血液型:O型
- 出身:愛媛県四国中央市
- 所属:田子ノ浦部屋
輝の里さんは「田子ノ浦部屋」に所属するベテラン力士です。
四股名の通り、真面目で温かみのある人柄が特徴で、現在は部屋の「ちゃんこ長」としても活躍しています。
日々の稽古をこなしながら、力士たちの体を支える栄養満点のちゃんこ鍋を作る、縁の下の力持ち的存在です。
特に「サンラータン(酸辣湯)風」などのアレンジちゃんこが好評で、料理の腕前も折り紙つきです。
誰よりも地道に、静かに部屋を支える

「田子ノ浦部屋」では、輝の里さんは稽古にも励みつつ、料理や掃除など裏方の仕事もこなしています。
「強くなりたい気持ちももちろんある。でも、部屋の誰かの役に立てることが一番嬉しい」と語る輝の里さん。
輝の里さんが作るちゃんこは「力士たちの心と体のエネルギー源」そのものです。

こうした存在があってこそ、部屋は回り続けるのだと思います。
相撲の世界は土俵の中だけでは語れないですね!!
料理へのこだわりは「出汁」にあり


「田子ノ浦部屋」といえば、幕内力士・髙安を擁する名門。
厳しい稽古を終えた力士たちが腹を満たす“ちゃんこ鍋”は、まさに部屋の命綱とも言える栄養源だ。
そのちゃんこを毎日、手間ひま惜しまず作るのが輝の里さん。
「自分の料理で仲間の体を作っている」という自覚と責任感を持ち、味だけでなくバランスも追求。
特にこだわるのは“出汁”。
「ちゃんこって、素材だけじゃなくて、出汁で勝負なんです」と輝の里さん。
薄味でも深い味わいを感じる鍋は、噛むたびに出汁のうまみがじんわりと広がります。
サンラータンちゃんこ!? 意外なアレンジも得意技


ちゃんこといえば「しょうゆ」「みそ」「塩」が定番だが、輝の里さんはそこにとどまらない。
2024年の夏場所のために試作されたのは、なんと「サンラータン(酸辣湯)風ちゃんこ」!
「疲労がたまりやすい夏場所、酸味とピリ辛で胃を刺激して、食欲を落とさないように」と工夫を凝らす。
ときにはごまや胡椒で味変も提案するなど、ちゃんこは料理であり、体調管理ツールでもあるという持論を持っています。
イベントや合宿では“輝ちゃんこ”が大人気!


「田子ノ浦部屋」では、地域との交流を目的に、相撲イベントや合宿中にちゃんこ振る舞いを実施することも。
そんなとき、主役になるのが輝の里さんのちゃんこ鍋です。
地域の子どもたちが「うまっ!」と顔をほころばせ、親たちがレシピを尋ねに来るほどだそうです。
まとめ:輝の里さんはちゃんこで田子ノ浦部屋を支える「縁の下の力士」


今回は、「グルメすぎる田子ノ浦部屋」の最年長ちゃんこ長として活躍されており、伝説とまで言われている輝の里さんについてまとめました。
- 味だけでなく栄養と季節感にも配慮した本格ちゃんこ鍋
- サンラータン風などのアレンジちゃんこも開発
- イベントでも“ちゃんこ長”として大活躍
輝の里さんは、力士という枠を超えて、仲間を支える料理人。
彼のちゃんこ鍋には、相撲道と優しさ、工夫と誇りがたっぷり詰まっています!!
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。