2025年、群馬県赤城山で発覚した大規模な不法投棄事件。
この事件で逮捕された中心人物が、産業廃棄物収集運搬会社「株式会社シッカリ工業」の代表を務めるデミル・エルダン容疑者です。
本記事では、「デミル・エルダンとは何者か?」という視点から、会社の実態や事件の背景を整理します。
事件の概要|赤城山で発覚した不法投棄
発覚のきっかけは、2025年7月の近隣住民からの通報でした。
その後の警察による内偵捜査と検問により、以下の容疑が明らかになっています。
- 発生時期:2025年10月
- 場所:群馬県渋川市 赤城山の山林
- 内容:コンクリート片など約3トンを不法投棄
廃棄物は東京都や埼玉県の解体現場から回収されたものとみられ、一度埼玉県内のヤードに集められた後、10トンダンプカーで群馬県へ運搬。最終的に重機で土中に埋められたとされています。
デミル・エルダンは何者?プロフィールと立場

デミル・エルダン
- 年齢:46歳(2026年3月時点)
- 国籍:トルコ
- 職業:株式会社シッカリ工業 代表
今回の事件では、
- トルコ国籍の男3人
- パキスタン国籍の男1人
- 日本人1人
- 桐生市新里町 農業 山口一男容疑者(83)
とともに逮捕されています。
単なる実行犯ではなく、会社代表として組織的関与が疑われる立場にある点が大きな特徴です。
株式会社シッカリ工業の概要
株式会社シッカリ工業
- 所在地:〒333-0802 埼玉県川口市戸塚東1丁目22-10
- 事業内容:産業廃棄物収集運搬業
同社は埼玉県川口市を拠点とし、解体現場などから出る廃棄物の収集・運搬を行う企業です。
ミヤカツまたまた、埼玉県川口市の解体業者ですね・・・




ヤードの実態と地域の声
報道によると、同社の資材置き場(ヤード)には大量のコンクリートガラが積み上げられており、
- 騒音
- 環境悪化
- 近隣住民からの苦情
が以前から指摘されていたとされています。
不法投棄の手口|組織的な流れ
今回の事件では、以下のような流れが確認されています。
- 解体現場(東京・埼玉)から廃棄物を回収
- 埼玉県内のヤードに一時保管
- 大型ダンプで群馬県へ運搬
- 山林に搬入し重機で埋設
この一連の流れから、単発的な犯行ではなく、計画的・組織的な不法投棄の可能性が指摘されています。
背景|相次ぐ不法投棄と業界の構造問題
今回の事件は単独の問題ではありません。
2024年以降、以下の地域で同様の不法投棄が確認されています。
- 新座市
- 足立区
- 毛呂山町
- 赤城山周辺
これらはすべて、解体業や廃棄物処理に関わる事業者によるものとされており、広域的な問題として注目されています。
なぜ不法投棄が起きるのか
主な要因としては、
- 適正処理コストの高さ
- 価格競争の激化
- 不透明な処理ルート
が挙げられます。
適正な処理を行うとコストがかかるため、不法投棄によって利益を確保するという構造が一部で存在していると指摘されています。
社会への影響|税金と真面目な業者への打撃
不法投棄の問題は、単なる環境問題ではありません。
- 撤去費用は税金で賄われるケースが多い
- 地域環境の破壊
- 正規業者との不公平競争
といった深刻な影響を及ぼします。
特に、適正に処理を行っている業者にとっては、不法投棄業者との価格競争に巻き込まれる構造が大きな問題となっています。
まとめ|問われる業界の透明性と管理体制
今回の赤城山不法投棄事件は、
- 企業代表による関与
- 組織的な運搬ルート
- 広域での類似事案
といった点から、単なる一事件にとどまらない構造的問題を浮き彫りにしました。
デミル・エルダン容疑者は、企業の代表として重大な責任を負う立場にあります。
今後の捜査では、
- 指示系統
- 資金の流れ
- 他地域との関連
などが焦点となるでしょう。
環境保全と公正な競争を守るためにも、業界全体の透明性と監視体制の強化が求められています。









