大阪府内の私立「清風南海高等学校」で、いじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」として調査中であった生徒が除籍処分になり、当該生徒側が処分の差し止めを求めて申し立てを行ったことが報じられた。
SNS上では被害生徒が除籍されたことへの批判が広がり、暴露系インフルエンサー「デスドルノート(DEATHDOL NOTE)」も関連投稿を行うなど波紋が拡大している。
本記事では、報道で確認できる事実を基に経緯と反応を整理する。
事件・処分の経緯
報道によると、大阪府内の私立「清風南海高等学校」で、ある男子生徒(17)が学校内で発生したいじめを「重大事態」として第三者委員会が調査していた。
重大事態とは、いじめ防止対策推進法に基づき、深刻ないじめが認定され、学校が調査・対応する必要がある状況を指す。
調査中であったにもかかわらず、学校側はこの生徒を2026年3月末付で除籍(在籍取り消し)処分にしたと報じられている。
これに対し、生徒本人(および関係者)は学校法人に処分の差し止めを求める仮処分申請を大阪地方裁判所に提出したとされる。
申請書には、「重大事態の調査が続く中での除籍は不当である」といった主旨が記されているという。
学校側は、除籍処分について「内部規定に沿った適切な措置である」と説明していると報じられている。
なお、報道では調査自体の内容についての詳細や調査結果、いじめの具体的な事案に関しては明らかにされていない。
「清風南海高等学校」について


清風南海高等学校(せいふうなんかい)
- 所在地:大阪府高石市綾園5丁目7-64
- 電話番号:072-261-7761
- 設立年月日:1963年4月1日
- 共学・別学:男女共学
- 偏差値:74
「清風南海高等学校」は、大阪府高石市にある私立の中高一貫校で、難関大学への進学実績で知られる進学校です。
1963年代に設立され、男子校としてスタートしました(現在は共学)。
学力重視の教育体制と落ち着いた校風が特徴で、関西圏を代表する進学校の一つとされています。
ミヤカツ関西地区屈指の進学校として有名です。
被害生徒の状況
報道では、除籍処分を受ける生徒が学校にいじめ被害を訴え、重大事態として第三者委員会の調査対象になっていたことが確認されている。
調査が継続している状況での除籍処分について、本人側が差し止めを求める法的手続きに移行しており、裁判所の判断が求められる段階に至っている。
SNS上では、この除籍処分について被害生徒側の主張を支持する声が出ていることが確認されている。
除籍処分をめぐるSNS上の反応
SNSプラットフォーム「X(旧Twitter)」などでは、今回の除籍処分に対して批判が投稿されている。
ある投稿には「いじめ被害を受けた生徒が不登校を理由に退学処分にされる」といった趣旨の投稿が見られた。
このような投稿は、被害の側に理解を示し、学校の判断に疑問を呈する反応として広がっている。
ただし、SNS上の投稿は個人の意見であり、事実関係が公式に確認されたものではない点に留意が必要である。
暴露系インフルエンサー「デスドルノート」の投稿
暴露系インフルエンサー「デスドルノート(DEATHDOL NOTE)」は、過去にいじめや暴行に関する動画・情報をSNSで発信してきたアカウントとして知られている。
今回の件でも、「いじめ被害を受けた生徒が不登校を理由に退学処分へ」という内容の投稿を行い、反応を呼んでいる。
デスドルノートは多数のフォロワーを抱えるアカウントであり、過去には「いじめ撲滅委員会」を名乗っていじめ動画や暴行動画の拡散などを行っていたとの指摘もある。
学校側の説明
学校側は、当該生徒の除籍処分について「内部規定に沿った適切な措置」と説明している。
内部規定とは学校法人や教育機関が設けた在籍・退学等に関する基準であり、学校側はこの規定に基づいて判断したと説明している。
学校は重大事態の調査を進めながらも、別途生徒の在籍について判断を行った形となっており、処分の適法性が争点となっている。
法的手続きと今後
被害生徒側が除籍処分の差し止めを求めて裁判所に申請を行っていることから、今後は裁判所による判断が注目される。
差し止めの要件としては、処分によって生徒に回復困難な不利益が生じるおそれがあるかどうかなどが争点になる可能性がある。
裁判手続きが進むことで、処分の正当性や手続きの適法性が検討される見込みであり、今後の判断が注目される。
まとめ
大阪府内の私立「清風南海高等学校」で、いじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」として調査中だった生徒が、調査途中に除籍処分になったことが報じられている。
被害生徒側はこの処分の差し止めを求めて裁判所に申し立てを行い、学校側は内部規定に基づいた措置であると説明している。
SNS上では除籍処分への批判や意見が投稿され、暴露系インフルエンサー「デスドルノート」も関連投稿を行っている。
今後は裁判所の判断が処分の適法性を左右する重要な局面となる。









