イラン出身で日本を拠点に活動するタレントのサヘル・ローズさんが、2025年7月6日にTBS系列で放送された「サンデーモーニング」に生出演し、参院選に絡む発言が波紋を呼んでいます。
「外国籍の人々が選挙権を持たないにも関わらず、選挙期間中に外国人政策を攻撃対象にすることは不適切ではないか」としてネットでも議論が巻き起こり注目です。
この記事では、サヘル・ローズさんのプロフィールと経歴、発言の背景、そして国内外の反響を丁寧に整理します。
サヘル・ローズさんについて


プロフィール
サヘル・ローズ
- 本名:ナルゲス
- 生年月日:1985年10月21日
- 身長:170cm
- 血液型:O型
- 出身:イラン ホラムシャハル
- 職業:タレント
- 所属:エクセリング
壮絶な人生と日本での活躍
サヘル・ローズさんは1985年にイランで生まれ、幼い頃にイラン・イラク戦争の空爆で家族を失い、自らも生死をさまようも助け出されました。
その後孤児院へ移り、7歳頃にフローラという養母に救われ、8歳で来日。
以来、日本で育ち、モデル・俳優として活動を続けています。
テレビCM出演からキャリアをスタートさせ、ドラマやドキュメンタリー、映画でも幅広く活躍。
2021年には自らの体験を綴った著書も発表し、人権や多文化共生を訴える声として国際的にも注目されています。

まさに壮絶な人生をですね!!
「サンデーモーニング」での発言内容まとめ




2025年7月6日放送のTBS系「サンデーモーニング」で、サヘル・ローズさんは「参院選では外国人をめぐる議論が多いが、我々には投票できる権利がない」「外国籍の人々を政策の論点にして攻撃するのは心苦しい」と発言したとされ物議をかもしました。
しかし発言の本質は
- 「外国人は選挙権がないのに、話題にされて攻撃されるのは違う」
- 2025年参議院選挙の争点は「物価高や賃金低下など現実的な政策課題を優先してほしい」
とし、「発言権のない人たちに対する攻撃はやめてほしい」
ということだったようです。
発言をめぐる国内外の反応
しかしこの発言に対し、賛否両論が巻き起こっています。
賛成派:
- 「外国籍で選挙権のない人たちを攻撃対象にするのはフェアでない」
- 「物価高・賃金問題にもっとフォーカスすべき」との共感多数
批判派:
- 「そもそもほとんどの国では外国人に選挙権はない」
- 「発言できないなら日本に住むのをやめるべき」といった厳しい非難も見られました。
また、SNSでも激しい議論が交わされ、「移民や外国人政策」を選挙の争点にする安易さへの警鐘とも受け止められています。



個人的な意見ですが、日本の法律やマナーを守れない外国人への厳しい意見であって、日本の法律やマナーをよく理解し、守っている外国人への厳しい意見ではないということを、外国人の方には理解して欲しいと思います!!
まとめ:サヘル・ローズさんの発言の本質と参院選の注目点




サヘル・ローズさんは、イランで生き延び、養母とともに来日し、日本社会で活動する強い意志を持つタレント。
異国で育ちながらも多文化共生や人権問題に向き合い、声を上げる姿が注目されています。
「外国籍ゆえの発言権のなさ」を声にして、日本社会に“包摂と議論の質”を問いかけた発言は、参院選期にふさわしい議論の起点になったといえるでしょう。
この選挙がおこなわれる7月20日まで、日本の住み方、多様性、施策の在り方について改めて考えるきっかけになりそうです。ぜひ注目して見守りたい一件です。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。