YouTube番組『令和の虎(FC版 Tiger Funding)』への出演をきっかけに知名度を高め、「仲介手数料無料」を武器に急成長していた不動産ベンチャー「逆転ホーム」(運営:株式会社逆転、代表取締役:加藤聖矢氏)。
しかし現在、公式サイトは閉鎖状態、関連動画も非公開化されるなど、異常とも言える動きが相次いでいる。
急拡大の裏で何が起きていたのか。本記事では、これまでの経緯と問題点を整理する。
逆転ホームとは?「仲介手数料無料」で急成長


逆転ホームは、不動産仲介業をフランチャイズ(FC)形式で展開していたベンチャー企業。
特徴は、
- 仲介手数料無料
- 若年層向けマーケティング
- YouTube番組『令和の虎(FC版Tiger Funding)』での露出
という、SNS世代を意識した戦略だった。
特に令和の虎出演後は、「若き経営者」「業界の常識を壊す存在」として一定の支持を集め、加盟希望者も増加していたとされる。
逆転ホーム
住所:愛知県名古屋市中区大須4-10-40 カジウラテックスビル2階
代表者:加藤聖矢
令和の虎出演とブランディング
加藤聖矢氏は、『令和の虎(FC版 Tiger Funding)』に出演し、FC展開の将来性を語ったことで注目を浴びた。
番組内では、
- 不動産業界の慣習を変える
- 手数料ビジネスモデルの刷新
- FCによる全国展開
といったビジョンが語られ、若年層を中心に「挑戦する社長」として認知が拡大した。
しかし現在、当時の関連動画の一部は非公開となっている。
これは通常の広報戦略とは異なる動きであり、ネット上では「何かを隠しているのではないか」という憶測も出ている。
突然の閉鎖と“異常事態”
2026年初頭、
- 逆転ホームの公式サイトが閲覧不能に
- SNS更新停止
- 関連動画の非公開化
- 社員・加盟店への突然の倒産通知
という動きが確認されている。
元関係者の証言では、
- 倒産通知はグループLINEで突然告げられた
- 給与未払いの問題
- 離職票の発行遅延
など、混乱が生じていたとされる。
急拡大からの急停止。
この落差が炎上を加速させた。
FC本部としての責任はどうだったのか
今回の問題で最も批判されているのは、「倒産」そのものよりもFC本部としての姿勢である。
フランチャイズ本部は通常、
- 加盟店保護
- 情報開示
- 契約責任の履行
- 法令遵守
が強く求められる立場にある。
しかし今回のケースでは、
- 事前説明不足
- 透明性の欠如
- 加盟店や社員へのフォロー不足
が指摘されている。
FCモデルは本部の信頼が全てである以上、この部分の崩壊は致命的だ。
加藤聖矢社長とは何者か?


公開情報ベースでは、
- 株式会社逆転 代表取締役
- 不動産仲介FCモデルの推進者
- 令和の虎出演で注目
という経歴が確認される。
一方で、今回の倒産・閉鎖に関して加藤氏本人からの詳細な公式説明は確認されていない。
経営者としての説明責任が今後問われる可能性は高い。
不動産業界への影響
今回の件は、単なる一企業の破綻ではなく、
- FCモデルのリスク
- 不動産仲介業の透明性問題
- ベンチャー急拡大型ビジネスの脆弱性
を改めて浮き彫りにした。
特に「仲介手数料無料」というビジネスモデルは、収益構造の持続性が常に問われる。
急成長とブランド化に成功しても、内部体制が追いつかなければ、崩壊は一瞬だ。
まとめ
逆転ホームは、令和の虎出演をきっかけに急拡大した不動産ベンチャーだった。
しかし現在は、
- 公式サイト閉鎖
- 動画非公開
- 突然の倒産通知
- FC本部としての責任問題
と、極めて異例の状況にある。
注目を浴びた企業ほど、説明責任は重い。
今回の件は、「勢い」だけでは経営は続かないという、ベンチャー業界への教訓とも言える。

