2025年10月14日放送の日本テレビ系「オモウマい店」に登場するのは、山口県下関市の「軽食・喫茶 オネット」。
かつて「食堂オネット」として話題を呼び、2025年8月19日に番組初登場後、同年8月29日に閉店。
そして9月から「軽食・喫茶オネット」として新たな場所で再出発を果たしました。
移転後も、オーナーが料理の分量をきっちり量る“職人気質”は健在。
この記事では、移転の経緯から現在のメニュー、常連客に愛され続ける理由まで詳しく紹介します。
「軽食・喫茶 オネット」について


基本情報
軽食・喫茶オネット
- 住所:山口県下関市中之町1-16 唐戸はれて横丁19号
- 定休日:水曜日
- 営業時間:11時〜20時
- 駐車場:なし
- 支払い方法:現金、カード、電子マネー、QRコード決済
食堂オネットの伝説:きっちり計量する「グラムメゾン食堂」
旧「食堂オネット」は、下関市伊崎町にあった小さな食堂。
メニューのほとんどが100〜400円台という驚異の価格設定でありながら、オーナーが料理ごとにすべての食材をグラム単位で計量するという独特のスタイルを貫いていました。
その正確さと几帳面さから、“グラムメゾン食堂”とも呼ばれるほど。
オーナーの几帳面な仕事ぶりと、味・コスパの両立が話題を呼び、SNSでも「庶民の味方」「日本一まじめな食堂」と称されました。
- すうどん 100円
- 中華そば 200円
- トースト 150円
- コーヒー 150円
- 唐揚げ定食 350円
*価格は閉店時(2025年8月)のものです。

「オモウマい店」初登場時、番組スタッフもあまりの安さと几帳面な調理に驚いたほど。
放送後には全国からファンが訪れ、行列ができたそうです。
閉店からわずか1週間で再出発!新店舗「軽食・喫茶オネット」へ
2025年8月29日「食堂オネット」閉店
わずか2年余りでしたが、人気店だった旧店舗は、2025年8月29日をもって閉店。
老朽化と立地の問題から、新天地での営業を決意したそうです。


2025年9月「軽食・喫茶オネット」誕生
9月からは下関市中之町の「唐戸はれて横丁」19号にて、「軽食・喫茶オネット」として完全移転オープンしました。
屋台村スタイルの施設内にあり、明るく清潔な空間で軽食とドリンクを楽しめます。
移転後もオーナーの“グラム魂”は健在。
注文が入るたびに、スケールで具材をきっちり計測してから調理を始める姿は変わりません。



「料理は“感覚”じゃなく“信頼”で出すもの」とオーナーは語っています。その言葉どおり、誠実で正確な一皿が客の心をつかんでいます。
メニュー紹介:軽食と喫茶が融合した“オネット流”ラインナップ




新店舗では、食堂時代の麺類や定食に加え、喫茶メニューが充実。
コーヒーや軽食、スイーツまで揃う“昔ながらの純喫茶+食堂”の雰囲気が魅力です。
- ホットサンドセット 450円
- ナポリタン 500円
- カレーライス 450円
- 手作りプリン 250円
- ブレンドコーヒー 200円
どの料理も安くてボリュームたっぷり。
トースト一つ、コーヒー一杯にもオーナーの丁寧な手仕事が感じられます。
*価格は2025年10月時点のものです。



常連客の声では「測ってるのに速い」「味がブレない」「毎回おいしい」
という声が多かったです。
オーナーの“きっちり精神”と下関の人情




「軽食・喫茶オネット」の魅力は、料理の安さや正確さだけではありません。
店内には常に笑い声が響き、地元の常連や観光客が自然と会話を交わすアットホームな雰囲気があります。
「店主さんは不器用なようで温かい」「計る手が止まらないのがすごい」
—— SNSでもそんな投稿が目立ちます。
唐戸市場からも近く、観光客が「小腹満たし」に立ち寄る姿も増加中。
昔ながらの“喫茶店文化”を現代に残す、貴重な存在になっています。
まとめ




旧「食堂オネット」から「軽食・喫茶オネット」へ。
形は変わっても、“おいしさを正確に届ける”というオーナーの信念は変わりません。
唐戸の新天地でも、グラム単位の誠実な一皿が、今日も誰かの心とお腹を満たしています。
「計る料理人」から生まれる真心の味。
それが「オネット」が「オモウマい店」であり続ける理由です。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。