福岡市東区にあるマクドナルドの店舗が、「生徒のみでの入店禁止」として市内の2つの中学校の生徒を名指しで出入り禁止にする貼り紙を掲示し、SNSを中心に大きな話題になっている。
学校側の対応や背景、そもそもの経緯を整理する。
事件概要

福岡市内のマクドナルド店舗で、中学生による迷惑行為が長期にわたり続いたとして、店舗側が「生徒のみでの出入りを禁止します」という貼り紙を出したと報じられた。
貼り紙には学校名が挙げられ、対象は和白中学校・和白丘中学校の生徒であるとしている。
注意を重ねても改善が見られなかったため、最終的に出入り禁止という強い措置を取ったという。
貼り紙の文面には、駐車場に集まる行為も危険であるとの注意も記されていた。
出禁という措置は、注意・指導・協議の末に踏み切った判断だとされている。
迷惑行為と背景
店舗側によると、2024年8月の改装オープン以降、長期間にわたり生徒による迷惑行為が続いていたと説明している。
内容としては、店内での大声や長時間滞留、駐車場でのたまり行為などが含まれると見られており、他の利用客やスタッフへの影響も懸念されたという。
学校側は掲示以前から店舗と協議し、一部生徒の行為について注意喚起や指導、保護者への連絡も行ってきたと説明している。
地域での類似事例
今回のような「学校単位での出入り禁止」の貼り紙は、全国でも完全に初めてというわけではない。
2023年には神奈川県内のマクドナルド店舗でも、別の中学校を名指しした形で同様の掲示が出され、地域で議論を呼んだ。
こうしたケースでは、学校側や警察と相談しつつ掲示内容を変更した例もある。
社会的背景と問題点
今回の件を巡り、ネット上では「注意して指導すべきは学校・家庭ではないか」「店側の対応はやむを得ない」といった意見の両方が出ている。
放課後の過ごし方や公共空間の利用マナー、店側が安全と安心を守る責任といった構造的な課題も浮かび上がっている。
制服姿の生徒が集まる光景自体は珍しいものではなく、背景には放課後の“安心して過ごせる場”の不足や長時間滞在が可能な環境といった社会的要因も指摘されている。
学校の見解
和白中学校・和白丘中学校の双方について、今回の対応以前から店舗側との協議があったことを学校が認めているという。
学校側は生徒に対し指導を行い、注意喚起をしてきたと説明している。
ただし、出禁措置が掲示された後の具体的な校内対応などについては、現時点では詳細な公式発表が見られていない。
和白中学校の概要

福岡市立和白中学校
所在地: 福岡県福岡市東区三苫1丁目10-1
電話番号: 092-606-5031
FAX: 092-606-5032
福岡市立和白中学校は、福岡市東区にある公立中学校。学校公式サイトでもアクセス情報や教育活動について紹介されている。
和白丘中学校(福岡市立和白丘中学校)の概要

福岡市立和白丘中学校
所在地: 福岡県福岡市東区和白丘3丁目13-1
電話番号: 092-606-7611
FAX: 092-606-7612
和白中学校から分離して設立された公立中学校で、地域に根ざした教育活動を行っている。学校教育に関する情報は公式ウェブサイトにも公開されている。
SNS反応
この貼り紙の写真がSNSで拡散されると、「これは相当な迷惑行為があったのではないか」「迷惑行為をした一部だけでなく全体が制限されるのは酷だ」という意見や、「店側も安全を守るための措置」と理解を示す声など、世論が分かれる形となっている。
まとめ
福岡市東区のマクドナルド店舗が、和白中学校・和白丘中学校の生徒を対象に単独での入店を禁止する貼り紙を掲示した件は、長期間にわたる迷惑行為を背景にしたものとされている。学校側は事前に指導や協議を進めていたものの改善が見られず、出禁という強い判断に至ったという。今回の一件は、放課後の過ごし方や公共空間の利用といった課題を改めて問い直す社会的な契機となっている。

