今回は、兵庫県尼崎市の老舗中華料理店「大貫本店 (だいかんほんてん)」を紹介します。
「大貫本店」は、1912年(大正元年)創業の老舗中華料理店です。
地元住民に長年親しまれてきたこの店は、見た目にもインパクト抜群の「スコップやきめし」で全国的にも注目されています。
そんな「大貫本店」は、2025年6月3日に日本テレビ系列で放送されているオモウマい店でも紹介されました。
この記事では、兵庫県尼崎市の巨大スコップで「やきめし」を作る!?老舗中華料理店「大貫本店 」についてまとめました。
「大貫本店」について


「大貫本店」は1912年創業。
戦前から営業しているこのお店は、夜中でも行列が絶えないほどの人気店でした。
現在は4代目が店を守り、変わらぬ味を提供し続けています。
場所は、阪神「尼崎駅」から徒歩5分ほど、商店街のアーケードを進んだところ。
外観は昭和レトロそのもので、どこか懐かしさを感じさせるたたずまいです。
基本情報
大貫本店(だいかんほんてん)
- 住所:兵庫県尼崎市神田中通3-29
- 電話:06-6411-9583
- 定休日:水曜日
- 営業時間:11時30分〜19時
- 創業:1912年
- 駐車場:なし
- 支払い方法:現金のみ
特徴


圧巻!スコップで炒める「やきめし」の秘密
「大貫本店」の名物は、巨大な中華鍋と業務用の「スコップ」で一気に炒め上げる「やきめし」。
その製法は「地焼き」と呼ばれ、二代目店主が考案した大貫独自のスタイルです。
- 鍋の直径:約130cm
- 一度に炒める量:約100人前
- 道具:特注の鉄製スコップ(フライ返しではない)
この大量調理によって、「やきめし」全体に均一な火入れが可能となり、注文ごとに温め直しても「しっとり感と香ばしさ」がしっかり残ります。
米とタレに込められた100年のこだわり
使用している米は、滋賀県甲賀市にある契約農家「MY農園」から取り寄せた単一品種の近江米。
これに、創業以来100年以上継ぎ足しされてきた熟成醤油ダレで味付けされ、香ばしく仕上がります。
他店では味わえない深い旨味と、パラっとした食感のチャーハンは、一度食べるとやみつきに。
昔ながらの中華そばも人気


「やきめし」と並ぶもう一つの名物が「中華そば」。
鶏ガラをベースにした昔ながらのあっさり醤油スープに、柔らかめの中細麺がよく絡みます。
一番人気は「中華そばハーフ+やきめしミニ」のセット。
適度な量で、ランチにも夕食にもぴったりです。
店内の雰囲気とサービス
店内は昭和の面影を残すレトロな空間。
カウンター席・テーブル席ともに清潔感があり、一人でも家族連れでも入りやすい雰囲気です。
スタッフさんは活気があり、注文もスムーズ。
常連客とスタッフが言葉を交わす様子も、地元に根付いたお店ならではの光景です。
メニューについて



*メニューは2025年5月のものです。
まとめ


今回は、兵庫県尼崎市の巨大スコップで「やきめし」を作る!?老舗中華料理店「大貫本店 」についてまとめました。
スコップで炒める「やきめし」というビジュアルに目を奪われがちですが、「大貫本店」は単なる話題店ではありません。
素材・味・技術、すべてに老舗の矜持が詰まった本物の町中華です。
尼崎を訪れた際は、ぜひこの「スコップやきめし」を体験してみてください。
五感に残る食体験が、あなたを待っています!!
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。