都会の喧騒を離れ、日本の原風景が色濃く残る京都府南丹市美山町。
そこにひっそりと佇むのが、古民家一棟貸しの宿「CASA MIYAMA(カーサ美山)」です。
この宿を営むのは、スペインから移住してきた写真家夫婦、森本徹さんとティナ・バゲさん。
お二人の手で丹念にリノベーションされた築100年を超える古民家は、まるで時間がゆっくりと流れているかのような静寂と美しさに包まれています。
そんな「CASA MIYAMA(カーサ美山)」は、2025年6月7日にテレビ朝日系列で放送された人生の楽園で紹介されました。
この記事では、京都府南丹市美山町の古民家一棟貸しの宿「CASA MIYAMA(カーサ美山)」についてまとめました。
「CASA MIYAMA(カーサ美山)」について


基本情報
CASA MIYAMA(カーサ美山)
- 住所:京都府南丹市美山町高野元風呂7
- 電話:070-4414-5543
- チェックイン:15時
- チェックアウト:10時
- 駐車場:あり
- 支払方法:現金可 カード可
- 公式サイト:https://www.casamiyama.com/
*別途料金になりますが、アーリーチェックイン、レイトチェックアウトに変更することが出来ます。
「CASA MIYAMA(カーサ美山)」体験できる、美山の自然と美しい暮らし


「カーサ美山」では、以下のような体験ができます:
- 信楽焼の露天風呂:
日本庭園を眺めながらくつろげる贅沢なバスタイム - 縁側での読書や団らん:
四季の草花や川のせせらぎ、鳥の声を聞きながら過ごす癒しの時間 - 地元食材を使った料理:
森本徹さんが腕を振るう京地鶏のすき焼き鍋、朝はスペイン風オムレツ中心のブレックファスト
また、ティナ・バゲさんは宿泊者に向けて、自慢の庭や近所の絶景スポットを案内してくれます。
自然と共生する美山町の暮らしの魅力を肌で感じることが出来るのでここにずっと住みたいという気持ちになってしまいます。
写真で伝える、日本の田舎の魅力


森本徹さんとティナ・バゲさんのお二人は、今も写真家として活動を続けています。
季節ごとの風景や地元の人々の暮らしを撮影し、SNSや写真展などで発信。
日本の田舎の美しさ、繊細な四季の移ろい、そして人の温もりを世界に届けています。
予約方法は?


「カーサ美山」への宿泊は下記の公式予約サイトから予約することが出来ます。
ヒストリー

兵庫県出身の森本徹さんは、大学卒業後アメリカへ留学しフォトジャーナリズムを学びました。
ニューヨークタイムズでのインターン経験後、フリーカメラマンとして世界各地を飛び回り、アフリカなどの現地取材を重ねてきました。
スペインで活動するフリーカメラマン、ティナ・バゲさんと出会い、2004年から同棲。
二人は日本全国をキャンピングカーで旅しながら写真を撮るプロジェクトを実施。その旅を通して、日本の田舎の美しさに心を奪われました。
「田舎町に暮らしながら、日本の風景を伝えたい」という想いが芽生え、2014年頃から本格的に古民家を探し始めました。
条件は厳しく、「一棟貸し宿にできる母屋」「自宅用の離れ」「写真作業用の蔵」がある物件が必要でした。
そんな中で出会ったのが、美山町の築100年以上の古民家。
2019年、ついに日本へ移住し、結婚。
地元の人々と交流しながらコツコツと改修を重ね、2020年に「CASA MIYAMA(カーサ美山)」をオープンしました。
まとめ


今回は、京都府南丹市美山町の古民家一棟貸しの宿「CASA MIYAMA(カーサ美山)」についてまとめました。
もしあなたが、都会の忙しさに疲れ、本物の癒しを求めているなら、「カーサ美山」は最高の選択です。
四季折々の風景、心温まるおもてなし、写真家ならではの感性が光る空間で、日本の原風景と深く向き合う特別な時間をぜひ体験してみてください。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。