「最上あいさんの婚約者を名乗った人物」として一気に注目を集めたのが、油井大顕(ゆい だいけん)さんです。
もともと広く知られた著名人ではありませんでしたが、2025年3月の高田馬場ライバー刺殺事件の後にXで情報発信を始めたことで、一気に名前が広がりました。
この記事では、油井大顕さんの経歴、株式会社ORNISの情報、そして最上あいさんの事件との関わりがどのように報じられてきたのかを、公開情報ベースで整理します。
油井大顕とは何者か


油井大顕さんは、2025年3月にX上で自ら「1992年4月22日生まれ」「株式会社ORNIS代表取締役」と名乗り、最上あいさんの婚約者を自称した人物です。
ニュースによると、このアカウントは事件当日に開設されたとみられ、同日夜には最上あいさんとのツーショット写真や動画を投稿していました。
プロフィールとして公に確認できるのは、1992年4月22日生まれであること、株式会社ORNISの代表取締役と自称していたこと、そして福島県出身と各種報道・解説記事で扱われていることです。
油井大顕(ゆい だいけん)
- 生年月日:1992年4月22日
- 出身地:福島県
- 所属:株式会社ORNIS 代表取締役
油井大顕の経歴
公開情報から追える経歴を見ると、油井さんはまず美容業界で働いていた形跡があります。
2013年8月のMINX原宿店ブログには、「今年からミンクス原宿店で働いています!一年目シャンプーマン油井です」とする投稿が残っており、少なくとも当時「油井大顕」という名前で原宿の美容室に勤務していたことが確認できます。
その後、2015年には劇団「居酒屋ベースボール」関連の舞台『灰色の蝶』に「油井大顕」名義で出演していた記録が確認できます。
舞台関係者のブログでも「今回が初舞台となる油井くん」と紹介されており、この時期には俳優活動にも挑戦していたとみられます。
さらに2021年には、投資家マッチングサイト「グッドエンジェル」に「油井大顕(投資家)」名義のページが存在しており、投資可能額を提示する形で掲載されていました。
ここから、少なくともこの頃には投資や事業支援の分野へ関心を移していたことがうかがえます。
株式会社ORNISとはどんな会社か
株式会社ORNISについては、法人情報データベースで法人番号4010001221755、本店所在地が東京都中央区銀座1丁目12番4号N&E BLD.7階、設立日が2021年10月であることが確認できます。
つまり、会社そのものは登記上実在しています。
一方で、会社の具体的な事業実績や公式サイトなどは、少なくとも今回確認できた範囲でははっきりしません。
最上あいさんとの関係

ニュースによると、油井さんは事件後のX投稿で「最上あいは、私と一緒に住んでいて婚約者でした」と発信しました。
ここでいう最上あいさんは、配信者名「最上あい」で活動していた佐藤愛里さんです。
油井さんは事件後、自身を婚約者と位置づけたうえで、事件発生までの経緯を説明する書面なども公開していました。
最上あいさん刺殺事件の概要


2025年3月11日、東京・高田馬場でライブ配信中だった「最上あい」こと佐藤愛里さん(当時22歳)が襲われ、死亡しました。
この事件で現行犯逮捕された高野健一被告は、約2か月の鑑定留置を経て刑事責任能力ありと判断され、2025年5月29日に東京地検が殺人罪などで起訴しました。
2026年3月時点では、裁判を控えている段階と報じられています。
事件の背景として報じられた金銭トラブル
事件の背景としては、佐藤愛里さんと高野被告の間に金銭トラブルがあったと複数メディアが報じています。
高野被告は佐藤さんに一方的に金を貸す関係になり、その後、宇都宮地裁栃木支部に251万4800円の貸金返還請求訴訟を起こしていました。
訴訟では支払命令が出たものの、佐藤さんは3万円のみ返済したと報じられています。
同記事では、事件当日、佐藤さんがライブ配信アプリ「ふわっち」で「山手線徒歩一周」の配信を始め、その最中に高野被告が襲い、30カ所以上を刺して死亡させたと報じています。
こうした経緯から、金銭の貸し借りや配信者と視聴者の距離感が事件の背景として語られています。
油井大顕の事件後の行動
事件後、油井さんはXで継続的に発信し、事件までの経緯や自身の立場について説明を行いました。
2025年3月13日には「彼女が誠実な人間でしたと主張したい訳ではありません」としつつ、ネット上で拡散している情報への不満を述べていました。
16日には自らの氏名、生年月日、株式会社ORNIS代表取締役であることを公開し、「最上あい(佐藤愛里)と高野容疑者の時系列」と題した書面を公開しています。
一方で、その後の活動については、公的に確認できる情報が限られています。
少なくとも今回確認した一次・準一次情報の範囲では、事件後に大きな事業展開や新たな公的活動が継続している事実までは確認できません。
現在の活動実態については、断定できる公開情報が少ない状態です。
まとめ


油井大顕さんは、公開情報から見る限り、美容師、舞台活動、投資関連の掲載、そして株式会社ORNIS代表取締役という肩書きを経てきた人物です。
広く名前が知られるようになったのは、2025年3月の高田馬場ライバー刺殺事件の後、自ら「最上あいさんの婚約者」を名乗ってXで発信を始めたことがきっかけでした。
ただ、油井さん本人の説明と、第三者が客観的に確認できる情報の間にはまだ大きな空白があります。
現時点で確実に言えるのは、株式会社ORNISは登記上存在し、油井さんが事件後に婚約者として発信していたこと、そして最上あいさん事件は金銭トラブルを背景に高野被告が起訴されている重大事件だという点です。
今後、裁判や追加報道が進むことで、油井大顕さんの立場や当時の状況がさらに明らかになる可能性があります。

