かつて“陸の孤島”と呼ばれた山梨県早川町・奈良田集落。
そこには、山菜採り・保存食づくり・狩猟など、山に依存して暮らす“山人(やもうど)文化”が今も息づいています。
そんな秘境で、1日1組限定・一棟貸しの民宿「秘境冒険民宿 山人砦(やもうどとりで)」を営むのが、鹿島健利さんと晴日さんご夫妻。
「秘境冒険民宿 山人砦」に宿泊すると、渓流釣り・そば打ち・ジビエ料理など、訪れる人は五感で“山人の暮らし”を体験できます。
そんな「秘境冒険民宿 山人砦」は、2025年8月2日にテレビ朝日系列で放送された人生の楽園で紹介されました。
今回は、五感で“山人の暮らし”を体験できる民宿「秘境冒険民宿 山人砦」についてまとめました。
目次
「秘境冒険民宿 山人砦」について


基本情報
秘境冒険民宿 山人砦
- 住所:山梨県南巨摩郡早川町奈良田403
- 電話:080-2782-4408
- チェックイン:14時〜
- チェックアウト:〜10時
- 駐車場:あり
- 公式サイト:https://www.yamode-toride.com/
お部屋と設備
- 猟師小屋風の一棟貸し
19畳の和室が一室のみ。
囲炉裏を囲む客室は壁に鹿の毛皮や角、鉄砲などを飾り、山人の生活感をモダンに再現しています。 - ペット同伴OKの柔軟性
試泊した犬連れユーザーの感想によると、清潔で広々、囲炉裏もある独特の空間。
ただし事前に約束や準備が必要です。 - 必要な設備は整っている
山奥のお宿ですが、WIFIやシャワートイレなどの設備は整っているので安心して利用できます。
奈良田集落と山人文化の魅力


- 奈良田は今も人里離れた山中
険しい山峡に位置し、住民は約20人。
最寄りのコンビニまで車で1時間弱、集落全体が“秘境”と呼ぶにふさわしい場所です。 - “山人”の暮らしが今も継承
自給自足の文化や猟師の知恵、保存食づくりなど、地元長老たちから受け継がれた山の知恵を体験できる文化が生きています
オーナー夫妻と宿づくりの背景


- 健利さん・晴日さんの出会いと移住
東京生まれの健利さんは建築を学び、地域活性化のためにNPOで奈良田移住。
晴日さんは大学時代に論文のために訪れ、そのまま奈良田に惚れ込んで移住。
同じNPOに勤めたことがきっかけで結婚しました。 - 文化を残すための“民宿”開業
長老たちの暮らしや文化が失われることへの危機感から、2021年に自ら修業を積み、民宿「山人砦」を開業。
自分たちの手で山人文化を伝える拠点をつくりました。
宿泊客を魅了する“体験と料理”

- 泊まるだけじゃない、体験が満載
蒟蒻づくり、きのこ狩り、渓流釣り、そば打ちなどを通して、山に暮らす知恵を楽しく学ぶことができます。 - 感動のコース料理「山人の宴」
・寒ざらし大根の中華煮(フカヒレのような食感)
・干し芋のバターソテー、鹿肉ジャーキー、鹿のあばらのBBQスタイル「山人焼き」など、山の幸を余すところなく活用したメニューが話題です。 - 隣接の奈良田温泉「女帝の湯」入り放題
泊まると隣の温泉のチケットが付いてきて、トロトロの美肌湯を何度でも楽しめます。

都会では絶対できない体験ができるのが、この宿の魅力です。
「秘境冒険民宿 山人砦」という名前がピッタリです!!
人気と注目ポイント
- すぐに予約困難に
もともと開業当初は予約も余裕ありましたが、口コミが広がり、現在は1日1組・予約困難な宿に成長しています。 - Z世代目線の体験視察プロジェクトとも連携
若い世代からの提案を意欲的に取り入れ、サービス拡充にも活かされています!!
いつ行ってもワクワクできるお宿です。
まとめ




「秘境冒険民宿 山人砦」は、「山人文化を守りたい」「山と共に暮らす喜びを伝えたい」という鹿島ご夫妻の強い思いから生まれた宿です。
渋谷や東京から離れた奥深い奈良田集落で、“猟師小屋”を彷彿とさせるログハウスに泊まり、山の幸や伝統文化、清流の恵みを直接体験できる・・・
そんな唯一無二の体験が、ここにはあります。
都会で疲れた心と身体を自然の息づかいの中で癒やし、山に生きる暮らしの本質を学べる宿。
次の特別な旅には、ぜひ“「秘境冒険民宿 山人砦」で五感を震わせる滞在を味わってみませんか?
今回も、最後まで読んでいただきありがとうございました。