埼玉県川口市を拠点に20年近く滞在してきたクルド人男性「マヒルジャン」氏が、ついに2025年7月、強制送還となりました。
SNSで高級車を乗り回し、過激な発言で物議を醸し、6回も難民申請を繰り返すなど、ルールを無視する行動が地域社会を大きく混乱させてきた背景とは何だったのか。
日本人の安全と秩序を守るために、こうした問題をどう捉えるべきかを改めて考えます。
ユージェル・マヒルジャン(本名)について


プロフィール
ユージェル・マヒルジャン
- 出身:トルコ(クルド人)
- 生年:1991年
- 職業:解体業(株式会社マヒルの経営者)
- 居住地:埼玉県川口市(強制送還前まで)
- 来日:2002年
- 在留資格:難民申請を6回行うも全て却下(不法滞在)
- 家族構成:妻・子(2人)
エピソード
- トルコ出身のクルド人男性で、2002年(当時11歳)に来日。川口市周辺で「クルド人リーダー」と呼ばれ、同胞への顔役的存在を自任。
- SNSではフェラーリ、クルーザーなど豪華なライフスタイルを誇示し、「川口のクルド人」として注目を集めていました。
- 妻名義の解体会社を実質的に経営しながら、地元では集団での迷惑行為や交通トラブルを繰り返し、住民との間で大きな摩擦を生んでいました。
株式会社マヒルについて


基本情報
株式会社マヒル
- 住所:埼玉県川口市赤芝新田257-5
- 電話:048-229-6782
- 業種:解体業
- 設立:2016年4月
- 営業時間:8時30分〜17時30分
- 定休日:土・日・祝日
特徴


「株式会社マヒル」は2016年4月に設立された川口市の解体業者。
名義上は奥様(高橋ファビアエミさん)が代表とされていますが、実質的にはマヒルジャン氏が経営を担っていたと報道されています 。
この業者は、解体現場から出る廃材を運搬する「廃材ヤード」を複数所有していたとされ、高額車を複数台所有するなど資金的にもゆとりがあった模様。
SNSでもその豪遊ぶりが目立ち、地域住民の嫉妬や不信感を煽りました。
なお、マヒルジャン氏は仮放免状態で法的には就労できない立場だったため、実際の代表者は配偶者名義であり、法の抜け穴を利用して実質経営を続けていたと推測されています。
「クルドカー」こと違法積載トラックの実態


- 過積載・違法改造が常態化:川口市や蕨市周辺では、廃材運搬用トラックが荷台に木材を満載し、バランスも落下防止も不十分な状態で走行。歩行者や周囲に大きな危険をもたらしています。
- 無免許・走行マナー違反の横行:狭い路地でもスピードを落とさず運転し、信号無視や無免許・無保険運転も報告されています。
- SOSを受けた市民の通報にもかかわらず、警察や行政の対応が追いつかず、改善が進んでいない実態もあります。そのため、「クルドカー=在日クルド人がやりたい放題」という印象が定着し、地域の不安を助長しています
強制送還の理由
- 難民申請を6回も乱用
本来、人道保護を目的とした難民制度を6度も申請し、全て却下されてもなお日本に留まろうとする姿勢は、制度を歪めるものでした。
2023年改正入管難民法では、申請を繰り返す者の送還を厳格化。
これにより、法に基づき送還対象となりました。 - 暴行容疑で逮捕歴
2025年3月、自宅で同居する女性に対する暴行事件を起こして逮捕。
この事件を機に仮放免が取り消され、送還の決定打に。 - 過激な呼びかけ
入管施設からはSNSで「爆弾を投げろ」「クラクションを鳴らせ」と過激な扇動を投稿し、社会不安を煽りました。
「表現の自由」とは別次元の、治安を脅かす危険な言動です。

近隣住民の方からの情報ですが、日系ブラジル人の奥様(高橋ファビアエミさん)が家を出た後に、別の女性が住み着いたとのことです。
暴行事件の被害者は奥様ではなく、後から住み着いた別の女性だったそうです。
川口市と地域住民との摩擦
- 川口市ではクルド人コミュニティが年々拡大し、特定地域での騒音、違法駐車、集団での抗争まがいのトラブルが問題化。
- マヒルジャン氏はその象徴的な存在で、住民からは「法を守ってほしい」「夜も安心して暮らしたい」という声が相次いでいました。
- 埼玉県知事も「ルールを守れないなら強制送還もやむなし」とコメントし、地域社会の安全が最優先だと示しました。
難民制度と日本社会の課題
日本は難民条約を誠実に履行し、本当に迫害を受ける人々には門戸を開く国です。
しかし、制度の隙を突いた「難民申請の乱用」が繰り返されれば、日本人の安心や地域の秩序は守れません。
移民・外国人との共生を目指すなら、まずは日本のルールを尊重することが大前提です。
日本社会で暮らす以上、在留資格を得る人も申請を受ける人も、法と秩序を守る責任があります。
そのためにも、法の抜け穴を利用した形だけの「実質経営」は許されず、違法積載車のように地域の安全を脅かす行為には厳罰化を検討すべきです。
警察や行政による迅速な法執行を徹底し、住民が安心して暮らせる社会基盤を維持することが不可欠です。
不法滞在や制度の乱用には毅然とした対応が必要であり、これは決して外国人排斥ではなく、日本人の安心な暮らしを守るための当然の措置だといえます。
まとめ




川口の「マヒルジャン問題」は、外国人への排斥感情ではなく、ルールを破る者には当然の対応を取るべきだという教訓を私たちに突きつけています。
マヒルジャンは難民制度を乱用し、仮放免中にも関わらず実質経営や豪遊を続け、過激な発言で地域社会の不安と不信を煽りました。
さらに、「クルドカー」と呼ばれる危険な違法積載車の横行が日常化し、住民の安全を脅かしていました。
日本に暮らす以上、日本人も外国人も同じ法律を守る。
その当たり前を徹底しなければ、安心で公正な社会は成り立ちません。
難民制度の本来の意義を大切に守りつつ、不法滞在や社会不安を招く行為には毅然と対応する。
そのバランスを取りながら、多数の日本人が安心して生活できる社会を維持することこそ、政府と地域が最優先で取り組むべき課題です。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。